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【はじめまして】 はじめまして&サンノゼ近郊のご紹介

かん

かん

特派員

更新日
2018年9月5日
公開日
2018年9月5日
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はじめまして

はじめまして、かんです。アメリカ・カリフォルニア州サンノゼ近郊の特派員ブログを担当させていただきます。東京出身ですが、2005年10月からカリフォルニア州サンノゼ市で暮らしています。こちらに住んでいる 立場から、日本からお客様がいらしたとき、どちらにご案内したいかしら、何を楽しんでいただきたいかしら、という視点からこちらのブログを綴っていただけたら、と思います。どうぞよろしくお願いいたします。

サンノゼとは

まずは、サンノゼ近郊の位置をご紹介します。

サンノゼ、という地名に馴染みがない方でも、IT企業のメッカとして 「シリコンバレー」という名詞を耳にされた方は少なくないと思います。シリコンバレーというのはIT企業が集まっている地域のことです。その地域には、Netflix社のあるロスガトス市、Adobe社のあるサンノゼ市から、Intel社やQualcomm社、Applied Material社、Nvidia社など半導体企業が集積しているサンタ・クララ市、Apple社のあるクパティーノ市。Yahoo!社やMircosoft社の研究所、Google社の技術センターのあるサニーベール市、Google本社のあるマウンテンビュー市、ヒューレット・パッカード社発祥の地であるパロ・アルト市、Facebook社のあるメンロパーク市、サンマテオ市辺りが含まれます。

Google Map (サテライト版)よりお借りしたシリコンバレー地域の地図です。山に囲まれている谷間であることがよくわかります。現在鎮火していない火事の様子も反映されています。カリフォルニアは乾燥気候な加え、干魃に近い状況にあります。そのため一度山火事が発生すると、炎は一ヶ月以上継続することがあります。

東京・丸の内界隈を歩くと各日本企業の本社が並んでいるように、シリコンバレーにはIT企業が大集結しています。

路面電車(Lightrail)のMoffett Park駅に隣接しているGoogle社のTech Center(右側ビル)や遠方にMicrosoft社の研究センター、その先には見えていませんが、Juniper社の社屋があります。

各市間は、車で移動する場合、それぞれ数十分程度です。上記にあげた地図で最南の方に位置するサンノゼ市から最北のサンマテオ市への移動も、60分程度の近さです。ですから、各市間の諸機関や諸施設の利用は、JRで東京都内を回るような距離感になります。

シリコンバレーに住む人々の間では、このエリアのさらに北に位置するサンフランシスコ市、南に位置するサラトガ市やサンタクルーズ市なども含めた地域を「ベイエリア」と呼んでいます。私のブログでも、現地に倣ってこの地域をベイエリアと呼んでいきましょう。

ベイエリアと公共交通

ベイエリアは最新のIT動向や技術開発にふれるには絶好の環境ですから、日本企業の支店も上記各市・各地に点在しています。駐在員としてご家族または単身でこちらに滞在されている日本人も少なくありません。そのため、各種日系スーパーマーケットをはじめ、Daiso(百均ストア)やビアード・パパ(シュークリーム)、鶴橋風月(お好み焼き)、源吉兆庵(和菓子)、紀伊國屋書店(書籍)などが揃い、日本人にとって住みやすい環境になっています。

公共交通も比較的便利です。公共バス(VTA)と路面電車のライトレール(Light Rail)、鉄道(Caltrain)などがあり、 のんびりと、レンタカーなしで観光をすることが可能です。私はサンノゼに引っ越してから数年間は運転免許を取得していなかったので、VTAやライトレールで遠出をよく楽しみました。サンノゼの自宅からVTAを利用し、片道1時間半程度で山を超えてサンタクルーズへ一日観光に出かけたこともあります。

Moffett Park駅に停車しているライトレール。ホームを降りるとそこは駐車場であり、その駐車場はGoogle社に隣接しています。ライトレールは二両くらいの路面電車。正面の電子掲示板にはライトレールの行き先であるMountain Viewの文字が点滅しています。

ベイエリアにも近寄らないほうが良いと言われる区域(イーストサンノゼ・イーストパロアルト等)がありますが、全般的に比較的治安がよく、公共交通を使った移動も苦になりません。特に、公共交通の利用は、タクシー系サービスと違って土地を知らないことによる遠回りや密室になる不安もありませんし、レンタカー利用で駐車スペースや駐車料金を心配せずに動ける部分も大きなプラスです。

ベイエリア観光を思いついたら、まずはVTAのホームページでバス連絡網の地図や時刻表を探し出し、Google Map機能を利用してバスの運行ルートやバス停の場所を確認しながら、公共の交通手段を利用した観光プランを立てるのも一興だと思います。

■公共バス・ライトレール(VTA・Light Rail)のホームページ

Santa Clara Valley Transportation Authority

■鉄道(Caltrain)のホームページ

次回は、ライトレールなどの公共機関を利用しながら、ロスガトス観光に出かけてみましょう。

Have a nice day♥

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