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雨期中はネパール各地で土砂崩れが発生します。土砂崩れを心配するのであれば、ネパールには来ないほうがよい、と言えるほど、日常的にあちこちで発生します。
最初の2枚は、9月2日~3日にかけて、ランタン方面へ続く車道(トリスリ~ベトラワティ間)で起きた土砂崩れの様子。
2日夕方カトマンドゥを出発しドゥンチェに向かっていたガイドたち、夜のうちにここを通過するはずだったのですが、前を走るジープがここで立ち往生しており、様子見のため近くの宿で一泊。
翌朝様子を見てみると、夜間の間に少しずつ崩れた土砂が、昨晩動かせずここに放置していたジープまで流れ込み、タイヤが浸かってしまうという事態になっていたとのこと。これは自分たちも被害に巻き込まれかねない、とのことで、通過せず引き返すことにしたのでした。
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次の2枚は、カトマンドゥ~ムグリンへ行く途中のガルチ付近にて、8月24日に起きた土砂崩れの様子。ネパールの幹線道路はどこもそうなのですが、う回路がないため、道をふさがれてしまうと復旧まで気長に待つしか方法はありません。
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カトマンドゥ~チトワンへ向かう道の途中、ムグリン~ナラヤンガート間も、土砂崩れ頻発区間です。
約2年間続いた道路拡幅工事が終わりに近づき、6月に舗装は終わったのですが、削られた崖はまだむき出しのままの箇所がたくさん残っています。
今年6月5日~9月11日まで、ニュースになっただけでもこの区間で17回の土砂崩れが発生し、そのほとんどが、復旧に半日以上かかっており、その間は車両通行止めとなっていました。
写真は大雨が降るとほぼ毎回崩れニュースで頻繁に名前を聞く「チャールキロ」という付近です。
このように雨期中は避けて通れない各地での土砂崩れ。何時間も足止めを食い、予定が大幅に崩れることもありますが、そんなこともひっくるめて、ありのままのネパールをお楽しみください!