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9月29日にギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店のメゾン&グルメ館1階「ラ・カーブ」にて、キリンウイスキー「富士山麓」の試飲会が開かれたので、行ってきました。「富士山麓」とは静岡県の富士御殿場蒸溜所で造られるウイスキーで、今回はマスターブレンダーの田中城太さんが来仏し、フランスの消費者に商品の説明をしました。
今回、試飲が行われたのは「キリンウイスキー 富士山麓 樽熟50°」と「キリンウイスキー 富士山麓 Signature Blend シグニチャーブレンド」の2種類。キリンによると、前者は清らかで奥深い味わいと豊かな樽熟香のウイスキー。後者は熟成のピークを迎えた原酒を厳選してブレンドし、甘い樽熟香と華やかな果実香が織りなす、複層的で奥深い味わいが特長です。
試飲会が行われたのは午後の2時間にかけて。多くの人が立ち寄って試飲をしていたほか、同ウイスキーのマスターブレンダーを務める田中城太さんは「アイコンズ・オブ・ウイスキー2017」において「マスターディスティラー/マスターブレンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、「世界最優秀」のブレンダーに輝いた人。そのため購入した人はボトルにサインをもらっていました。
ワインのイメージが強いフランスですが、じつはウイスキー好きでもある国。スコッチウイスキー協会(SWA)によれば、スコッチウイスキーの輸出先としてはアメリカに次いでフランスが上位です。少し前からパリでは、日本のウイスキーにも注目が集まっており、すでにニッカやサントリーの商品は定番になりました。キリンの「富士山麓」も時々見るようになったなと感じていたのですが、今後さらに広まっていくかもしれませんね。