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塔とタワーのフォトジェニックな景色

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2018年10月9日
公開日
2018年10月9日
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京都で最も京都らしい風情を感じる所は東山かも知れません。

その東山の中で、特に京都らしい景色を残している法観寺(八坂の塔)もその一つ。

東山通りから八坂りに入ると突如出現する法観寺(八坂の塔)。

絵画の遠近法さながらに、細い小路の奥に建つ五重塔。

この景色は、まさしくドキリとする風景です。

法観寺は飛鳥時代に聖徳太子が建てた、日本で最初の五重塔と言われています。

その頃の法観寺は、七大寺のひとつとして記されていたことから、堂塔伽藍が建ち並んでいたそうです。

その後、長い歴史の中、京の町はたびたび戦乱となり、多くのお寺が焼失しました。

法観寺(八坂の塔)も同じで、治承3年(1179年)に八坂神社と清水寺の争いによって類焼したり、

永享8年(1436年)に炎上したりと、幾たびも火災に遭ったそうです。

でも、その度に源頼朝や足利義政といった時の権力者により再建され、現在でも、その姿を残しています。

現在の塔は室町将軍・足利義政によって1440年に再建され現在に至っています。

法観寺から少し上がり、左に曲がると二年坂に高台寺。

道をそのまま上がると清水寺へと続きます。

この辺りは近代の日本の歴史を感じる所も多く、龍馬坂に維新の道と、

名前だけでも幕末の歴史を想像します。

三年坂の手前を左に曲がる道は霊山護国神社に続いています。

ここには、坂本龍馬をはじめ明治維新の誕生につくした志士達1043名の霊が祀られています。

《フォトジェニックな塔とタワーの景色》

二年坂を下り、高台寺の高台に来ました。

法観寺(八坂の塔)を見る時、ここからの眺めもお勧めです。

夕暮れの中に、八坂の塔と京都タワーが見えます。

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