キーワードで検索
地下鉄サークル線とディストリクト線の通るグロスター・ロード駅。ここには使用されていないプラットフォームが1本あるのですが、現在そこに奇抜なアートが展示され話題を呼んでいます。
ポップでカラフルな一連のオブジェやモニターに映し出される映像は、すべて卵がテーマ。これはロンドンで活動しているアーティストかつ詩人、ヘザー・フィリップソンの作品です。
これはロンドン地下鉄にアートを積極的に取り入れる「アート・オン・ザ・アンダーグラウンド」という企画のひとつ。今年6月から1年間、展示される予定です。
更にこのインスタレーションを記念して、サークル線とディストリクト線に乗り換えられるノッティング・ヒル駅のエスカレーターには、彼女の詩と画像を組み合わせた作品が。
生命の象徴である卵としてだけでなく、宇宙に漂泊する微生物というような「生」の原型が謳われている詩は、難解でもあり自虐的にユーモラスでもあり。
2019年6月までの限定期間なので、地下鉄でグロスター・ロード駅を通過する機会があれば、見てみて下さいね!