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尖沙咀にある広東料理の正統派「翠園」

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2018年11月11日
公開日
2018年11月11日
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中華料理の店だけど西洋料理のサービスを提供すると言うコンセプトの下に1971年にオープンしたという40年以上の歴史を誇る広東料理の「翠園(Jade Garden)」。その旗艦店がスターフェリーの真正面にあるビル「星光行(Star House)」にあり、このほど装いも新たに再オープンしました。(筆者撮影。冒頭の写真のみRubison Marketing Solutions提供)

店内のようす

このレストランはビクトリアハーバーを挟んで香港島の高層ビル群を楽しみながら料理を楽しむ事ができることで有名です。座席数は500席(うちVIP席が20)という巨大レストランで予約なしでも入れることがほとんどなので、言葉の心配はありません。

料理ですが、「翠園焼鵝皇(Roast Goose)」(1羽=420ドル、半羽=218ドル)は、鴨肉のロースト。温度、時間、火力などを高いレベルでロースト出来る機械を導入することで、外はパリパリでジューシーな味わいを実現しています。「炭烤安格斯叉焼(Honey-glazed barbecue Angus beef)」(198ドル)は熱々の鉄板の上に載せられたアンガス牛が運ばれてきて、客の目の前で店員がソースをかけてくれます。もくもくと白い煙が上がると同時に香ばしい香りが漂って食欲を誘います。香港らしくハチミツの味がほんのりして食べやすいです。

翠園焼鵝皇(Roast Goose)

炭烤安格斯叉焼(Honey-glazed barbecue Angus beef)

「珊瑚珍寶蝦球(Sauteed junbo prown with crabmeat & crab coral)」(98ドル)は、大きなエビとカニという豪華な組み合わせ。たまごが柔らかな味を演出しています。「威士忌火焰生斑翅(Braised garoupa with whisky)」(375gで338ドル)は、広東料理で良く使われる高級魚、ガルーパを蒸し煮した料理で、こちらもウェイターがテーブルの前でウイスキーをかけ、かるいフランベ状態にするというエンタメ感も十分な料理です。味はウイスキーの風味がするのは言うまでもなく、特製バーべキューソースを使って 煮ているのでほんのり甘みも感じます。

珊瑚珍寶蝦球(Sauteed junbo prown with crabmeat & crab coral)

威士忌火焰生斑翅(Braised garoupa with whisky)

ドリンクは「桂花蘆薈氣氣茶」(28ドル)を。アロエとジャスミンのバランスが取れたお茶です。

桂花蘆薈氣氣茶

立地場所も良い広東料理の王道の料理を食べられる店で、サービスも抜群です。初めて香港を訪れた人からリピーターまで幅広く満足できる店だと思います。

★Jade Garden Star House Flagship Store

所在地:4/F, Star House, 3 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong(MTR尖沙咀(Tsim Sha Tsui)駅L6出口から徒歩5分)

電話:2730 6888

営業時間: 月~金曜=11:00~15:30、17:30~23:00、土、日曜、祝日=10:00~15:30、17:30~23:00

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