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この季節、軒先にころ柿が並ぶ「甘草屋敷」へ行ってきました。
「甘草屋敷」とは、江戸時代、薬用植物である甘草栽培をして幕府に納めていた高野家のことです。今は甲州市の所有になっています。
わ~、ほんとにいっぱい。甲州百目柿という大きな渋柿を干し柿にしています。1,200個もあるそうです。
これだけ並んでいると、壮観ですねえ。
お屋敷のなか、2階に上がってみました。影もまた、おもしろい。
お日さまにあたって、甘くなっていくんですね。
ころ柿は「枯露柿」とかきます。木枯らしに吹かれ朝露にさらされた柿という意味や、風に吹かれてころころ回る姿から「ころ柿」と呼ばれるようになったとか、諸説あるようです。ここ甲州市で主に作られている山梨県の特産品です。大きな百目柿で作るのが特徴でしょうか。甘くて美味しいんです。
真正面から撮ったり。
ころ柿の内側の縁側に座り込んで撮ったりして、楽しみました♩
柿がお日さま色だからでしょうか。のんびりとした気持ちになりました。
「甘草屋敷」から車で5分ほどの「恵林寺」も、おススメです。
門を入った通路に、白い山茶花がいくつも並んで咲いていました。
「天草屋敷」のころ柿、もう少しして美味しくなったら、入館した方にお茶うけに出してくれるそうですよ。
■甘草屋敷
・住所 山梨県甲州市塩山上於曽1651-15
・電話 0553-33-5910
・入館料 個人 大人300円 小人・学生200円 団体 (20名以上)大人200円 小人・学生100円
(小人は6歳以上20歳未満、および20歳以上の学生)
・開館時間 午前9時~午後4時30分
・休館日 火曜日(祝祭日にあたる場合は、その翌日)年末年始(12月28日~1月4日)
・お問い合わせ 甲州市教育委員会 文化財課 0553-32-5172
・山梨県甲州市観光協会ホームページ https://www.koshu-kankou.jp/map/rekishi/kyuutakanokejuutakukanzouyashiki.html