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北海道を舞台に北海道出身の俳優大泉洋さんや、
本上まなみさん、岡田将生さんほかが出演、
深川栄作が監督を手がける映画『そらのレストラン』が
2019年1月25日(金)に全国公開されます。
北海道でひと足先に行われた記者会見と試写から、映画「そらのレストラン」についてご紹介します。
©2018『そらのレストラン』製作委員会
"The movie, Sora no Restaurant (The Restaurant of the sky) which was shot at Setana Town in Hokkaido, will be released in Japan on January 25th, 2019"
車で札幌から約3時間半、函館から約2時間半のところにある日本海に面した町、
北海道・せたな町を舞台に、せたな町で有機農法栽培などを⾏う⽣産者グループ「やまの会」をモデルとして
実在の人々による実話を映画化した作品で、
洞爺湖を舞台とする「しあわせのパン」、空知を舞台とする「ぶどうのなみだ」に続く
北海道映画シリーズ第三弾となる映画です。
美しく雄大な北海道の大地を舞台に、三部作に共通する
おいしい北海道の"食"もキーワードのひとつで、
『そらのレストラン』のテーマ、友情や家族の間で織りなす物語とともに
北海道らしさがふんだんに散りばめられた映画です。
©2018『そらのレストラン』製作委員会
"YAMA-no-KAI which is a group of the farmers in Setana Town, was made into this movie"
出演した本上まなみさんは"フライングフィッシング"をするために
北海道には何度も訪れているそう。
そんな本上さんは、牧場といえば内陸のなだらかな丘陵にある牧場がイメージだったそうで、
脚本を読んで舞台は海が見える牧場と知り、
ロケ地に訪れるまで、本当に海が見える牧場があるのか不思議に思っていたそうです。
©2018『そらのレストラン』製作委員会
"This movie has a lot of scenes with scrumptious foods and meals from Hokkaido"
ですが、そんな牧場が北海道には実際にあります。
また、ロケ地の印象は、空がとても広く、ロケ地滞在中におひさまが昇って沈むのが見えたり、
秋の季節の変わり目だったこともあり、近づいてくる稲光を見たりと、
ダイナミックな光景を目にしたことが印象的だったそうです。
深川監督は、現場の仲の良さを強調。
小さな町でのロケで役者さんがひとつの劇団のようになり、
その演出家的な役割を実は大泉さんが担っていたと思うほどの仲の良さで、
監督は、いつも映画を撮るときより役者さんたちの間に入って芝居を付けることが少なかったそうです。
それが奏功したためか、撮影はその9割が本番1回でOKだったとか。
チーズを作る主人公を演じて「感情移入がしやすかった」と語る北海道民のヒーロー、大泉さんは、
仲間たちが織り成すストーリー展開はもちろん、北海道にはいろいろな食材があり、
チーズや乳製品などのシーンを見て北海道を広く知ってもらう意味でもこの映画に役立って欲しいと話しています。
映画では、グラス1杯のミルクをとっても、とてもフレッシュでおいしそうです。
どれほどおいしそうかは、ぜひ映画で確かめてみてください。
ふんだんに登場する食事のシーン、食べ物のシーンはまさに北海道を象徴的に表現し、
ストーリーからは北の大地と人の温かさも感じてもらえると思います。
「そらのレストラン」。
"THE北海道"な映画をぜひじっくり見て北海道らしさを堪能してください。
きっと映画を見たあとは、北海道を訪ねたくなります。
その前においしい料理も食べたくなります!
タイトル:『そらのレストラン』
キャスト:大泉 洋・本庄まなみ・岡田将生
監督:深川栄洋
2019年1月25日(金)全国ロードショー
©2018『そらのレストラン』製作委員会
最後に、映画とは関係ありませんが、
せたな町で見た神秘的な海と北海道にある海が見える牧場(浜中町)の写真です。
"The view of the sea at Setana Town in Hokkaido"
"The view of the sea and cattle farm at Hamanaka Town in Hokkaido"
※写真は許可をとって掲載しています。
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