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イノシシがいっぱい「禅居庵」

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2019年1月17日
公開日
2019年1月17日
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《禅居庵の歴史》

祗園の京都ゑびす神社の東側にある、建仁寺の塔頭寺院「禅居庵」です。

摩利支天(まりしてん)さん」とも呼ばれています。

摩利支天とは古代インドの開運と勝利の女神で、金沢の宝泉寺、東京の徳大寺と並んで、

「日本三大摩利支天」の一つに数えられています。

摩利支尊天堂の建物は、戦国時代の戦火で焼失しましたが、天文16年(1547年)に織田信長の父・信秀によって再建されたと伝えられています。

建物は、中世様式の遺構を残す貴重な建造物ということで、

京都府の文化財に指定されています。

《摩利支天と猪》

境内に入ると沢山のイノシシに出あいます。

狛猪から絵馬、欄間の彫刻、手水鉢や、お守りやおみくじまで、全て猪づくしです。

摩利支天は猪を眷族(けんぞく)(神の使い)として従えている事から

亥年生まれの守護神としても知られています。

農作物を荒らす猪も、古代インドでは、その迅速は勇敢さと知恵を表すものとして

結びついていたのかも知れません。

猪づくしの禅居庵ですが、一番のインスタ映えスポットは、

猪の像が置かれたお堂です。

ここには猪像の周りに沢山のミニ猪が並んでいます。

インスタ風には、こんな感じでしょうか。(^。^)

禅居庵には、開運祈願に多くの方々と共に、祇園や宮川町の芸舞妓さんや、

南座に出演する役者さんもお参りに来られる事もあるそうです。

《禅居庵》

〇所 京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146

〇拝観料 境内無料

〇参拝時間 9:00~17:00

〇アクセス 京阪電鉄「祇園四条」下車徒歩約10分

市バス「東山安井」下車徒歩約10分

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