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寒い冬には博物館見学がベスト!ナポリ考古学博物館へ

ピッパ

ピッパ

イタリア特派員

更新日
2019年1月27日
公開日
2019年1月27日
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Ciao a tutti! 皆さん、こんにちは!
昨日ナポリ考古学博物館へ久しぶりに行ってきました!!!

あまりにも久しぶりでどこに何が展示されていたのかすっかり忘れていました、、、
ローマにお住まいの友人がナポリへ来た時には必ず毎回見学するほど博物館好きで、私は一度行けばあとはそれほど興味はありませんでしたが、せっかくでしたので今回同行しました。

ナポリ考古学博物館前!

騎兵隊宿舎として建てられたところを18世紀ナポリ公国のブルボン家カルロ王が母エリザベートから相続したファルネーゼ家の財産を展示するようになったのが博物館の原点です。

チケットを購入し(ひとり€15)荷物を預けて入場しました。すぐにプレセピオの大型模型が飾られていました。

ここから入って行きます。
2階から(日本では3階のこと)見学し、降りていく形で見学することをお勧めします。

こちらはポンペイ・ファウヌス家から出土したアレクサンダー大王とペルシャのダレイオス3世の戦いのモザイク!

こちらはポンペイのエルコラーノモンの外の邸宅にあった豪華な柱!

古代ローマで最大の野心家・政治家、軍人だった、ジュリオ・チェーザレ(ユリウス・カエサル)を初め、初代皇帝アウグストゥスの養子かつローマ帝国の第2代皇帝テイべリウス(ティベリウス・ユリウス・カエサル)共和政ローマ時代の政治家、軍人マルクス(マルクス・リキニウス・クラッスス)など数々の大理石の像が展示されていました。

個人的には当時の奴隷スパルタクス贔屓の私としては少々複雑な気持ちでした、、、

ファルネーゼの牡牛(デイルケーの拷問)

ローマのカラカラ浴場から出土した大きな像。

当時既婚者だったゼウスはテーベの娘アンテイオペに見初められ婚約者がいたにも関わらず、ゼウスはその婚約者に化けて騙された形で妊娠し双子を産みます。ただ双子はその後捨てられアンテイノぺはテーベ王の妻ディルケーにその美しさから嫉妬され奴隷のような扱いを受けます。この像は成長した双子が実母と再会し復讐をするところです。

ヘラクレス像

棍棒にもたれ休息するヘラクレス(ギリシア神話の最大の英雄)!
こちらもカラカラ浴場から出土したもの!非常に大きいですね!

これらの作品はほんの一部です。すべての展示を見学するとなりますと3時間はざっとかかります。
冬の寒い時期、天候もあまりすぐれない時にはぜひナポリ考古学博物館へ見学することをお勧めします!

ナポリ国立考古学博物館

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住所
Piazza Museo 19
電話番号
081-4422149

ピッパ

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