キーワードで検索
《節分とは各季節の始まりの日》
2月3日、節分祭が行われている北野天満宮へ行って来ました。
節分とは、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)。
まさしく字の通り「季節を分ける」日です。
門には、菅原道真公の和歌。
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」。
境内では、午後一時からの奉納舞踊の後、
茂山社中さんと上七軒の芸舞妓さんによる豆まきでした。
豆まきの後、境内の梅を見て来ました。
境内の梅は、咲き始めて来ています。
菅原道真公と言うと、平安時代の貴族であり、学者であり漢詩人でした。
そして、古い封建時代からの政治改革を志す政治家であり、牛と梅を愛した人でもありました。
道真公は、民衆の為の土地制度と税制改革に取り組み、その素晴らしい能力から右大臣となります
しかし守旧派勢力から、あらぬ罪をきせられ大宰府へ左遷されてしまいます。
その時に詠まれた和歌が・・・・
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主人なしとて 春を忘るな」でした。
《飛梅伝説》
政治の力をそがれ、愛した家族や育てて来た梅の木や牛とも別れての
大宰府行きは、さぞかし辛いものだったでしょうね。
その時、梅は道真公を思い一夜にして太宰府まで飛んで行ったと言う
飛び梅伝説は、今も語り継がれています。後年、道真公は、太宰府で亡くなられています。
その後、都が繁栄し平安文化が花開したのは、道真公の改革の成果だったと言われています。
節分が終わり今日は立春。
北風が東風に変わる時は、もうすぐ。。。。
北野天満宮・節分祭でした。
《北野天満宮》
アクセス
〇 京都駅から京都市営バス50, 101号系統「北野天満宮前」下車
〇 四条河原町から京都市営バス51号系統「北野天満宮前」下車
〇 京阪三条から京都市営バス10号系統「北野天満宮前」下車
〇 駐車場 無料 9:00~17:00(毎月25日は縁日のため駐車できません。)
〇 拝観料 境内自由 宝物殿 一般300円 中高生250円 小人150円