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少し日が経ってしまいましたが、2月14日のバレンタインデーの日にギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店で開かれている「マカロン教室」に参加して、手作りマカロンを作ってきました。
じつは同教室、以前から開講していたのですが英語とフランス語のクラスのみでした(以前のブログ記事)。今回は日本語での教室(フランス語でのレッスンに日本語通訳が付く形)が毎週火曜に新しくスタートしたということで、早速受けてみました。これなら語学に不安がある観光客でも気軽に参加できますね。
私が参加した当日は、旅行業者やプレスを招いてのお試し回ということで、会場のレセプションルーム「アパルトマン・ラファイエット」に集まったのは旅行会社や在仏日系メディアの関係者です。ちなみ男性は私と、パリの日本語情報誌の編集者の二人。ちょっと寂しい気もしますが、「頑張りましょう」とお互いに声を掛け合い授業がスタートです。
以前のブログ記事のように今回も私のお菓子料理習熟度を再度おさらいしておくと、とにかく私はまったくのお菓子作り初心者で子どもの頃に母親のおかし作りを1、2回手伝ったことがあるレベル(ただし、最近は昨年5月のマカロン教室には参加しています)。完全な素人です。
ではマカロン作りをしていきます。まずは先生がマカロン生地の作り方から説明していきます。マカロン生地をかくはんする作業は先生の仕事。私たち生徒は見学だけです。
マカロン生地ができたら次は成形。先生がお手本を見せた後、生徒は先生を真似て、順次生地を天板に押し出します。先生が成形する姿を見ていると案外簡単だと思うのですが、いざ押し出してみると、今回も意外に(特に私は)うまくいきません。先生からは「生地と生地の間隔を少し開けてください」と言われるものの、生地を押し出してみると思った以上に、間隔が近づいてしまいます。
成形が終わったら、焼く前に生地を数時間寝かせます。そのため生徒は、すでに焼き上がっている生地を使って、中に入れるクリーム作りです。今回用意されたフレーバーはチョコレートとピスタチオ。材料はすでに軽量したものが用意されているため、生徒は混ぜるだけ。簡単です。
それぞれのクリームができたら、次はそれを生地に挟んでいきます。先生が「マカロンの裏側をへこませると、たくさんチョコレートが入りますよ」というので、参加者は皆、裏側を押してチョコレートをたくさん入れていました(笑)。
各クリームを入れ終わると、マカロンのできあがりです。すぐに食べても良いですが、冷蔵庫で一晩寝かせるとさらに良いとのこと。化粧箱と紙袋をもらえるため、そこにしまってマカロンの完成です!
翌日おやつに食べてみたのですが、なかなかいけます。自分で作ったマカロンは粗さもありますが格別。おいしいです。
マカロン教室の申し込みはギャラリー・ラファイエットの公式サイトから予約できます。料金は49ユーロです。ただし「地球の歩き方 パリ特派員ブログ」の読者は10%割引にしてくれるそうで、ギャラリー・ラファイエットの担当者さんから割引クーポンのコードももらえました。申し込み時にコード「ARUKIKATA」を入れると受講料が1割引になります。
パリで少し違ったことをしたいという人には、ぴったりの教室です。パリらしいお菓子作り体験をしてみてください。
【データ】
Galeries Lafayette Paris Haussmann(ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店)
住所:40 Boulevard Haussmann 75009 Paris
営業時間(本館・紳士館):9時〜20時30分(日曜は11〜20時)
営業時間(グルメ・メゾン館):8時30分〜21時30分(日曜は11〜20時)
定休日:無休
最寄り駅:地下鉄7、9号線Chaussée d'Antin La Fayette