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ハロー、オーストラリア大陸からアデレード特派員のさくら麻美です。
3月2週目ここ南オーストラリア州は3連休、日本のように大型連休はないものの、このような連休にアデレードの人たちはどんな風に過ごしているのでしょう。
お酒に音楽にそしてアートに賑やかになりそうな予感。
今回は週末に行われるイベントと、その中でももっとも大くて楽しいウォームアデレード(WOMADelaide)について紹介したいと思います。
秋にアデレードに来られる方は是非このシーズンを芸術で楽しんでくださいね!
アデレード市内周辺では音楽やダンスのイベント盛りだくさんです。
↑オーストラリア原住民のアボリジニのダンスグループTaikurtinnaによるダンス(WOMADelaide2019のメディア向けに行われた開会式で)
3月11日が祭日(アデレードカップデー)の南オーストラリア州では、3月のこの2週目は3連休。ちなみにこの日はアデレードで大きな競馬のイベントがあるのです。競馬で祝日になるっていうのは、なんともオーストラリアらしい(笑)。
その他にもアデレード市内では大きなイベントが盛りだくさんです。
↑3月8日から四日間行われるWOMADelaide会場オープン前入り口↑
まず、お知らせしたように
アデレードカップ(Adelaide Cup):3月11日 競馬が社交のものとなっているここオーストラリア、このレースは南オーストラリア州では一番大きな競馬レースとなっていて、レースコース内は終日スーツ姿の男性と華やかなドレス姿の女性たちが競馬場を飾ります。馬券は買わなくてももちろんOK、賑やかな社交場を見るだけでもオーストラリアを体験できるのではないでしょうか。
アデレードフリンジ(Adelaide Fringe) :2月半ばから一か月間行われているアーティストたちによる発表の場アデレードフリンジ、50年以上の歴史を持ち今では南半球で一番大きなアーティストたちによるフェスティバルになりました。何がそんなに楽しいのかというと、コメディ・マジック・ダンスなど子色々なアーティストが登場、観客を堪能させてくれるのです。
↑秋の枯れ葉からイベント用に作られれた造作人形(WOMADelaide2019会場内にて)↑
アデレードフェスティバル(Adelaide Festival):3月17日まで行われる主にオペラやダンスを中心とした舞台です。またアデレード・ライターズ・ウィーク(Adelaide writers week)も同時開催、今年は「真実を語る」をテーマにライターさんたちが語り合います。
ウォームアデレード(WOMADelaide):WOMADの正式名称は、World of Music, Arts and Danceで1982年イギリスでスタートした世界各国で行われているフェスティバル、アデレードがその仲間に入ったのは1993年のことです。今は週末を含め四日間行われ、広い公園の一つボタニックパークには連日平均で20,000人弱の人がこれらの音楽を楽しもうと訪れます。30か国以上の国から約500人のアーティストたちが会場の8ステージで音楽やダンスを披露。
↑メキシコからリズミカルな音楽は会場が見る見るうちに盛り上がりました(WOMADelaide2019メディア向けに行われた開会式にて)↑
そして今年は注目すべきは、会場が色で染まるというThe Colour of Time!フランスから来たダンサーたちが会場を色で染めてくれるそうです。なんとも楽しそうなステージです!
↑南アフリカから出演予定のBCUC、開会式ですでにかなりの盛り上がりでした(WOMADelaide2019メディア向けに行われた開会式にて)↑
でもこのフェスティバルの楽しいところは、これら音楽だけではないのです。地球温暖化が進むこの地球を私たちがもっと考えていこうというディスカッションの時間 Planet Talk。一人一人が今の現状を知ることが地球を守る原動力になるのではないでしょうか。木々で囲まれるボタニックバークでこのフェスティバルが開かれるのも頷けます。
週末の楽しさを皆さんに発信しますのでお楽しみに!!
(photo & txt)Asami Sakura