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日本でウェディングドレスはレンタルが主流ですが、フランスでは購入する人は多くいます。そのためパリの街中ではさまざまな価格帯のドレスが売られています。6月のジューンブライドを前に、パリの百貨店プランタン・オスマン本店にウェディングドレス事情を聞いてみました。
プランタン・オスマン本店のウェディングドレスコーナーは、ウィメンズストア6階。丸天井が美しい一角にあります。
ドレスはブランドによって値段はまちまちです。例えばMaison Lemoineだと、今シーズンのプランタン限定デザインのドレスは380〜450ユーロ(4万7000円〜5万5000円)で選べます。同ブランドのデザイナーは、弁護士からニューヨークのパーソンズ美術大学に学びデザイナーにキャリアを転進、2016年に同ブランドを立ち上げた経歴を持っています。
3000ユーロ台まで予算を増やせばかなり選択肢も広がります。Maison Floretはシンプルの中に気品を感じさせる細部にこだわったパリのブランドです。プランタン限定デザインのドレスは2950〜3490ユーロ(約36万1000円〜42万7000円)で購入できます。
(左Maison Lemoine、右Maison Floret)
Jeanne Sourceのプランタン向けにデザインされた2019年モデルは、背中の蝶、袖にある星の刺繍が特徴的。価格は3300ユーロ(約40万4000円)です。パリのオートクチュールの経験を生かしたElise Martimortのドレスは、ボルドーにあるアトリエで少人数のチームで作られます。プランタンとのコラボドレスは2800〜3500ユーロ(約34万円〜43万円)です。
(左Jeanne Source、右Elise Martimort)
フランスで購入することで日本ではないデザインに出会えますし、プランタン限定デザインのドレスであれば、さらに特別感を出せます。
ドレスを選んでもサイズ調整が必要なことも多いはず。そういう時は、例えばフランス観光の初日に採寸して、最終日あたりの日にちで受け取るなどスケジュールを組めば、日にを有効に使えます。フランスへの渡航費を含んでも日本でレンタルするより安い場合がありますので、婚前旅行がてらパリでウェディングドレス選びをしてみてはどうでしょうか。自分だけのドレスを手にできますよ。
【データ】
Printemps Paris Haussmann(プランタン・オスマン本店)
住所:64 boulevard Haussmann 75009 Paris
営業時間:9時30分〜20時(日曜は11〜19時)
定休日:無休
最寄り駅:地下鉄3、9号線Havre – Caumartin