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ダーウィンの海に泳いでいる人がいないその訳は。。。オーストラリアキャンピング(1)

さくら 麻美

さくら 麻美

オーストラリア特派員

更新日
2019年5月23日
公開日
2019年5月23日
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ハロー、オーストラリア大陸からアデレード特派員のさくら麻美です。

冬の寒さから逃れるために現在、北上中(さらに北から西へ向かう予定)。

南のアデレードから北のノーザンテリトリー・ダーウィンまでは約3000キロ。

とんでもない距離だと思っていましたが、実際のところ、やはり長く感じました。

そしてこの道中に感じたのは同じオーストラリアでも文化や環境の違いがたくさんあるということ。

旅を続けながらそんなことを書いていこうと思います。

一回目の今回は

"ノーザンテリトリー"のビーチでは泳ぐ人がいない!"です。

ダーウィンに行かれる方は是非参考にしてくださいね!

↓ダーウィン市内から近い海、誰も海に入っている人がいません↓

↓夕焼けのビーチでも歩く人はいても泳いでいる人がいません↓

何故だろう。。。と不思議に思っていました。

そう思う理由は、オーストラリアの冬と言っても最も赤道に近いノーザンテリトリーは冬の今でも比較的蒸し暑いのです(日本の初夏のような感じ)。海を見たら当然のように飛びこみたくなる暑さ。

泳いでいる人がいない。。。その理由は

↓これです。。。ワニがそこらじゅうに生息しています↓

ノーザンテリトリーにワニがたくさんいるとは聞いていたのですが、もっと目に見えるところにいるのかと思っていました。

実際に海や川で実物が泳いでいる姿を見ることは稀なこと。

特に川は透明ではないので見ることができません。

↓静かで一見何もなさそうな川ですが、こちらにもワニがいます!耳を澄ませると、時折水をはたく音が聞こえてきます↓

日本語でワニですが、英語ではアリゲーターとクロコダイルの二種類があることはご存知ですか?

アリゲーターは主にアメリカに、そしてオーストラリアにいるのは実は、後者のクロコダイル。

同じワニですが、外見が違います。クロコダイルは、アリゲーターに比べて口ばしが尖っています。

↓川に住むクロコダイル↓

川ワニと海ワニがいるってほんと?

オーストラリアのワニ・クロコダイルですが、大きく分けて二種類

フレッシュウォーター・クロコダイル:主に川に住んでいます

サルトウォーター・クロコダイル:塩分の強い水、つまり海に住んでいます

前者のクロコダイルは長くても2メートルくらいと小さいのですが、後者の海に住むものは最長で6メートルだとか。

↓滝のあるこのような川にももちろんクロコダイルが生息しています、が一部の川は遊泳が可能です。こちらの滝つぼでは今のところ生息していないとのことで遊泳可能です。ただしモニターをされているので、万が一クロコダイルが出た場合は、遊泳禁止の川となるそうです↓

実際にワニが水面に見えないので怖いのですが、

どうすれば危険から身を守ることができるのでしょうか。

①まず、川の入り口の看板に注意!

クロコダイルがいるところは遊泳禁止なのでぜったいに入らない。。。

②たった一人で川で泳がない!

周りに人がいるところをなるべく選ぶ、または単独行動は避ける。

③川だからと言って安心をしない

川に住むワニは2メートルと比較的小さいので安心しがち、ところが潮の満ち引きで海の大きなワニが川に流れ込んでくることもあるそうです。

以上、ダーウィンの海や川が綺麗だからと言ってすぐに飛び込まないように注意してくださいね。

ちなみにワニ革の革製品やワニをかたどったお土産も多いノーザンテリトリー、可愛いのもあるのでお土産屋さんなども覗いてみてください。

(Photo & Txt: Asami Sakura)

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