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私が好きなエストニアの人たち

Chisato

Chisato

エストニア特派員

更新日
2019年7月30日
公開日
2019年7月30日
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Tere!(エストニア語で、こんにちはの意)

今回は(これからはたまに)、私が好きなエストニアの人たちについて書きたいと思います。

エストニアでは、ビール瓶やペットボトルを専用機械に入れると、10セントが返金される仕組みになっています(資源リサイクルのため)。スーパーで売っているビールの値段のところに、ビールの本体価格(税金20%込み)+0.1ユーロと表記されているので、「あー、あれはそういう意味だったのか」と腑に落ちた方もいらっしゃるかと^ ^

そして、このビール瓶やペットボトルをビニール袋にまとめて入れて、ゴミ捨て場のところや目立つところに置いておく人たち(お金に困っている人たちに、返金分のお金をあげる人たち)がいます。

それだけでも優しいなあと思うのですが、私が何より素敵だなと思うのは、お金に困っている人たちがビニール袋は持っていかないところです。

わかりますか???写真を拡大するとですね・・・

ほらこの通り!!!

ビニール袋は有料だから、返してもらえるならたしかに嬉しいのですが、なんてまあ律儀な人たちなんだろう!と思うと、ビニール袋くらい持って行ってよ〜と思うわけです(またよろしくねのサインかもしれませんが)。

エストニアの人たちの真似をして、いいこと気取りをしてみたら、本当に本当にエストニアの人たちが大好きになってしまいました。はうー。

ちなみに、街中のゴミ箱の上にペットボトルが置いてあるのも、「10セントどうぞ」という意味です。エストニアの優しさは、そこかしこ見えるところにあります。

どうぞエストニアで見てみてください。

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