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近年、増加を続けているという国内のクルーズ人口。
外航クルーズ、国内クルーズを併せて、2018年には過去最高の32万人もの日本人が
クルーズによる旅行を利用したそうです(2019.6.27国土交通省発表資料)。
"Ocean going cruise ship, the Ocean Dream at Otaru Port"
そこで、今、人気のクルーズ船を見学しに、小樽港勝納ふ頭(かつないふとう)に立ち寄った
「オーシャンドリーム号」(ピースボート)を訪れました。
勝納ふ頭へ近づくと、クルーズ船の一部が見えたのですが、
大きくて全貌がわからず、前方へ回り込んで撮影。
それもそのはず、オーシャンドリーム号の全長は205m、
幅は26.5mあるそうです!
ちなみに乗客定員は、約1,400名。
船内は11階まであり、勝納ふ頭界隈のどの建物よりも高いかもしれません。
早速、船内へ。
今回は、オーシャンドリーム号の共用部分を見学します。
エレベーターもありますが、階段を使って上の階へ向かいます。
ホテルのようなカーペット敷きの広い階段。
階段を上がると、エレベーターホールや廊下が広くて驚きます。
これだけでも、移動するホテル、といわれる意味を実感する空間の大きさです。
1,400名以上もの人の生活の場となるクルーズ船は、レストランがいくつもあります。
こちらのクルーズ船では、朝・昼(いずれもビュッフェスタイル)・夜(コース料理)が
クルーズ料金に含まれているほか、時間帯によって、いずれかのレストランがオープンしており、
ブランチタイムやティータイムなどでも、好きな時間に食事をとることができるそう。
バーも完備。
そしてこのバーの前には…
多目的スペースと大きな窓から臨む海!
さらに先へ進むと、デッキにはプールがあります。
プールのほかにもスポーツジムやバスケットコートなど、
スポーツで体を動かせる施設があります。
そして屋上デッキには、のんびり過ごせるスペースやジャグジーも。
長い外航クルーズでは、100日以上も船上で生活するため、
小さな街といえるほど、各種施設が備わっています。
長期間を楽しく過ごすため、このほかショーやイベント、ワークショップなど
さまざまなプログラムを開催できるステージがある施設などもあり、
この日も写真↑奥の場所で、ピアノとバイオリンによるコンサートが催されました。
飛行機などでの移動手段が多い中、人気が高まっているクルーズ。
複数の寄港する街々での観光ができるうえ、ホテル移動がない便利さがよいとの話を聞きましたが、
船内を実際に見学すると、さまざまなアクティビティを楽しめるクルーズ人気の秘密を
垣間見ることができたように思います。
帰り際、離れた場所から、再度船全体の撮影を試みました。
かなり離れて、さらに斜めの角度からの撮影で、ようやく全体が写りました。
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