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ブルガリア語はロシア語と同じキリル文字を使用していて、言葉もよく似ていると言われています。
ブルガリアとロシアは歴史的に見ても関係の深い間柄。
そんなブルガリアの首都ソフィアでは現在すごい勢いで増えているお店があります。
それがロシアスーパー【BERYOZKA】です!
なぜわざわざここでロシアスーパーの紹介をするかと言うと日本人にも馴染みのある食材がロシアスーパーで手に入るからです。
ブルガリアに長期滞在する方にはぜひ知っておいて頂きたいこの情報、詳しくご紹介していきます。
ロシアスーパー【BERYOZKA】ってどこにある?
私がロシアスーパー【BERYOZKA】に行くきっかけは日本大使館の方から紹介をされたからでした。
在ブルガリア日本大使館を始め多くの大使館があるIztok地区にある店舗は、数あるロシアスーパー【BERYOZKA】の中でも敷地面積が広くイートインスペースもあります。
その他にも観光の中心であるSerdika駅付近や外国人居住者の多いLozenets地区にも店舗があります。
最近では主要なショッピングモールに続々と新店舗をオープンするなど勢いに乗っています。
ロシアスーパー【BERYOZKA】のおすすめ食材は?
私がこのロシアスーパー【BERYOZKA】でおすすめしたい食材は3つあります。
まずはイクラです。
日本でもイクラのしょうゆ漬けはよく食べられていますが、そもそもイクラはロシア語。
このパッケージにある「икра」はキリル文字で「IKURA」と書かれています。
これは塩漬けになっていて生でももちろん食べられますが、我が家では一度丁寧に水で洗って醤油&煮切ったみりんに6時間程度漬けています。
和食食材の少ないブルガリアですが、鮭は手に入るので鮭を塩漬けして作った塩鮭と合わせて海鮮親子丼などにして食べています。
次にご紹介するのはペリメニ。
ペリメニはロシアの水餃子。形こそ少し違いますが、日本の餃子にも味がよく似ています。
イートインコーナーのあるIztok店では茹でたペリメニをその場で食べることも可能です。
他店舗では調理コーナーがないためその場では食べられないこともありますが、冷凍コーナーにたくさん売られています。
餃子の皮の中身は豚肉、鶏肉、牛肉、きのこなど種類も豊富で、文字が読めなくても絵が書いてあるので中身も分かりやすいです。
ちなみに写真は冷凍のペリメニをお皿に移して撮影したもので、お店で食べる時にはヨーグルトソースをかけた状態で提供されます。
最後のおすすめしたいのがピロシキ。
日本でピロシキというと揚げパンの中にひき肉などが入ったパンというイメージですが、ここで売られているピロシキは揚げパンではなく表面に卵でテリをつけて焼き上げたお惣菜パンのようなイメージです。
中身は豚肉、きのこ、野菜、肉&キャベツ、じゃがいも、りんごなど多岐に渡ります。
どの店舗でも販売されていて、その場ですぐに食べられるのでお手軽です。
また脂っこさもなく、まさに日本の惣菜パンに近い食べ物なので胃が疲れている時や小腹が減った時にもおすすめです。
ロシアスーパー【BERYOZKA】では他に何が手に入る?
上記のおすすめの品以外にも、お惣菜コーナーがあり魚を焼いたものや、マヨネーズで和えたサラダなども販売されています。
またロシアのお酒、お菓子、時にはマトリョーシカなども置いてあります。
私自身はいつも上記3品ばかりを購入していますが、いつか他の品も試してみたいと思っています。
今回はブルガリアにあるロシアスーパーをご紹介しました。
短期滞在の方にはあまり縁のない場所かもしれませんが、日本の味が恋しくなった時やブルガリア料理に少し飽きた時にはぜひ訪れてみてください。
●ロシアスーパー【BERYOZKA】(Iztok店)
・住所:ul. "Frederic Joliot-Curie" 87, 1113 g.k. Iztok, Sofia
・最寄駅:地下鉄M1 Joliot Curie駅(ジュリオ・キュリー駅)
・営業時間:平日AM9:00~PM9:00、土日AM10:00~PM8:00
・休業日:なし
・連絡先:+359 87 982 5096
・公式サイト:http://www.berezka.bg(ブルガリア語・ロシア語・ルーマニア語のみ)