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札幌の2月といえば、「さっぽろ雪まつり」!
例年になく雪が少ない北海道でしたが雪像は見事に完成し、開幕前夜にはこれまでの分を取り戻すかのように大雪が降り、さっぽろ雪まつりの準備は万端です!
2020年2月4日にオープンした大通会場の様子を駆け足でお伝えします。
"Sapporo Snow Festival Odori Site"
毎年メインの大雪像が造られる大通公園4丁目です。
今回は大雪像「ALL IS ONE™~世界のはじまり、アイヌ物語~」。
前にせり出している「ヒグマ」の毛並みはとてもリアルですが、今朝まで降っていた雪がまだ少し積もっています。
夜のプロジェクションマッピングは、カナダのデジタルアート集団による映像美だそう。
幻想的な音と映像の世界を今年も楽しめそうです。
こちらは大通公園5丁目。
大雪像「世界を目指して駆けるサラブレッド」。
ひと際大きなサラブレッドが印象的で迫力があります!
7丁目会場です。
昨年2019年の日本とポーランドの国交100周年をテーマにした大雪像。
写真には入っていませんが、右側にはポーランドが生んだ音楽家「フレデリック・ショパン」の像もあります。
8丁目は、大雪像「ウポポイ(民族共生象徴空間)2020.4.24 OPEN」。
2020年4月24日に北海道白老町ポロト湖畔に完成する施設「ウポポイ」(雪像右手前)がテーマです。
「ウポポイ」はアイヌ語で、「おおぜいで歌うこと」という意味だそう。
4丁目会場同様、「アイヌ」の世界観を感じる雪像です。
アイヌ民族にとって村を守る「神」であるシマフクロウの存在感は圧巻です!
ひと際大きな大雪像「サザエさん一家とウィンタースポーツin SAPPORO」は10丁目。
国民的アニメ『サザエさん』は、2019年で放送開始50周年だったそう。
そして同じく10丁目、大雪像に負けないインパクトだった「巨大カップヌードル&八村塁の雪像トンネルwithミニSL」。
実際にミニSL用の線路が敷かれ、真っ白な煙も豪快に上がっています!
石炭を燃やす煙の匂いが懐かしく、大人にも大人気。
そして大通公園11丁目の「国際広場」では、2月4日の今日から開催する「国際雪像コンクール」の雪像製作が始まりました!
世界のあちこちから参加するチームが7日の審査・表彰をめざし、芸術的な雪像製作に腕をふるいます。
毎年、唯一会期中に雪像製作を見ることができる貴重なスポット。
雪像を模型に忠実に掘っていく様子は一見の価値ありです!
そして密かに毎年楽しみにしている市民雪像。
大通公園9丁目と12丁目に並ぶ、個性豊かな市民雪像は、毎年、その時々のトレンドが反映されています。
2020年はラグビー関連が多く、また2019年に続きチコちゃんも根強い人気。
「さっぽろグルメクーポン」アプリをスマホにダウンロードすると、札幌市内おすすめ飲食店で使える特別なクーポンが当たる抽選に参加可能な「市民雪像人気投票」もできます。
ぜひ会場を巡って、お気に入りの市民雪像探しを楽しんでください。
目にすると会話がはずむ雪像がたくさんあります!
雪像のほか、6丁目を中心に北海道グルメや温かいフード・ドリンクが楽しめる飲食ブースもたくさんあります。
晴れている日でも、雪像を見ながら歩いていると体が冷えてくるので、そんなときは食べて体の内側から温めましょう。
大通公園名物の「とうきび」も冬期は雪まつり期間限定、「とうきびハウス」(6丁目北側)で食べることができます。
"Artificial Icicles at Sapporo Shiryokan, Odori Nishi 13-chome"
最後におまけですが、大通西13丁目にある「札幌市資料館」の前庭。
人工的に作られた「つらら」です。
"Sapporo Shiryokan"
ちなみに、札幌市資料館のつららも、最近ではなかなか見られないとても立派なつららが育っています。
2020年も初日から大勢の人が訪れています。
ここ数日は、最高気温が氷点下の寒い日が続くようなので、ぜひ暖かい服装でお出かけください。
防寒のためにもマスクはぜひ着用してください。
また、今回は昼間の様子のみをご紹介しましたが、プロジェクションマッピングなどを楽しめる夜間の幻想的・迫力ある会場にもぜひ行ってみてください。
【第71回さっぽろ雪まつり大通会場】
会期: 2020年2月4日~2月11日
会場: 大通公園1丁目~12丁目
アクセス
・地下鉄「大通駅」を出てすぐ
・地下鉄東西線「西11丁目駅」を出てすぐ
関連サイト
・さっぽろ雪まつり(facebookページ)