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2020年3月5日現在のオーストラリアの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についての最新情報です。
感染確認された人数は現在、52名となっています。
52名の州の内訳は、ニューサウスウェールズ州22名、ノーザンテリトリー1名、クイーンズランド州8名、南オーストラリア州4名、タスマニア州1名、ビクトリア州6名
ダイヤモンド・プリンセス10名です。
また、感染者の出国元は以下のようになっています。
15名 武漢から、12名イランから入国
10名 ダイヤモンド・プリンセスから帰国
6名 アジアやヨーロッパより入国
6名 海外からの渡航歴なし
3名 現在確認中
(内22名はすでに完治、2名死亡)
【現在のアデレード国際空港の様子】
通常ならば送迎の車でにぎわう一時停車レーンは閑散としています。
また、空港ビル内は、マスクを着用している人はほとんど見かけません。アジア系の方が数名着用。
アデレード市内のショッピングゾーンも人が少なめな印象です。
【海外からオーストラリアへの入国の影響】
オーストラリアの空港はすべて営業しています。中国とイラン発着の便を除いて、オーストラリアへの国際航空便は運航しています。
⚫韓国・中国・イランからの入国
中国本土に滞在した外国人(オーストラリア市民、永住者を除く)は中国本土を離れる、あるいはトランジットしてから14日間はオーストラリアに入国することができません。
2020年3月1日以前にイランに滞在した外国人(オーストラリア永住者を除く)は、イランを離れあるいはトランジットしてから14日間はオーストラリアに入国することができません。
オーストラリア人、オーストラリア永住者およびその家族(配偶者、法的後見人及び扶養家族のみ)は,入国が認められますが、中国本土またはイランを離れてから14日間は自己隔離をすることが求められています。
【オーストラリアから他国への渡航注意喚起レベル】
⚫オーストラリアから中国とイランへの渡航注意喚起→レベル4(渡航禁止)
⚫北イタリアの複数地域、モンゴル、韓国(大邱、清道郡を除く)または、日本への渡航注意喚起はレベル2(渡航については特別な注意が必要)
また、韓国の大邱、清道郡への渡航を予定している方に対しては、渡航の必要性の再検討を警告しています。
また、上記の国から帰国後14日間は、自身の健康状態を観察する必要があります。
報告=さくら麻美・アデレード特派員
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
海外に渡航する場合は、渡航先、経由先の国がビザ発給や入国の制限をしていないか必ずご確認ください。状況、環境は日々変化しますので予告なしに入国制限などが実施されることも予想されます。最新情報、情報の詳細は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。