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完全隔離生活が始まって第3日、不要不急の用なく町を歩いていますと拘束の対象になりますのでご注意ください。
外出制限について
http://blog.livedoor.jp/tomokoar/archives/52225008.html
また新型コロナウイルス感染危険度の高いところから来た人は2週間の強制隔離になります。当地に入国して2週間たっていたら自分の生活の範囲内でできるだけ外出しないようにして、近くのスーパーや薬局に買いに行っても問題ありません。
そうでない場合、例えばホステルにいれば警察が来て、調書を取られることがあり、またその宿泊先で隔離ということがあり得ます。
また交通機関は乗ってもいい人は生活に必要な職業に従事している人だけになります。もちろん全員着席でそれ以上になると次の発車まで待つことになります。
さて、実際の生活として現実的に買い物などは私のうちの近所パレルモ地区イタリア広場付近では小さい商店やスーパーばかりで、あまり混んでいませんし多少買い置きで冷凍庫がいっぱいで困っていたのであと1週間ぐらいはメニューに制限はありますが、特に困らないでしょう。
小麦粉があればこのようなパスタも作ることができます。ニョッキといいます。
第一、生活物資は買いに行けてもあまり出かけない方が感染的にもまた他人への媒介のためにもいいでしょう。
一方で対人間隔をあけるためうちの横の八百屋は小さいため4名までしか買い物客が入れず、外に1m間隔ぐらいで列をなすことになり、この頃少し涼しいブエノスアイレスではちょっと逆に風邪をひくのではないかと思います。大型店では1500人が集結したとか……。郊外の大型店で大量に買おうということでしょうが、物資は全部ほしいものはないときもありますがそれは物資不足より人の買い物にやられてのことのようです。自分だけ石鹸を買ってもほかの人が石鹸を使っていないと感染には意味ないのよ、というキャンペーンをフェイスブック上で行っていました。
なお、スーパーの時間帯は午前7時から午後8時までですが、午前8時半までは65歳以上の高齢者や感染リスクの高い人たち(妊婦、心臓病の人など)の時間帯になります。
インターネットや電話でスーパーに注文することもできます。
https://www.carrefour.com.ar/
https://www.disco.com.ar/
https://www.jumbo.com.ar/
配達は今混んでいるので遅くなることを想定して早めに頼むのがいいでしょう。カードでの支払いが可能です。
なお、現在銀行はATM機で3万ペソまでおろすことができます。
さて、お買い物に必須だと考え、皆買っているのは
lavandina (123% en unidades), harinas (112%) 漂白剤
premezclas (104%) ケーキミックス(ピザなど混ぜるだけでできる)
toallitas desinfectantes (102%) 除菌ウエットティッシュ
vegetales en lata (98%) 缶入り野菜
jabon (96%) 石鹸
legumbres (94%) 豆類
pure instantaneo (94%) インスタントマッシュポテト
desodorantes ambientales (89%) 消臭除菌剤
うちはこの Querubin ケルビンシリーズ。手前のドピンクが泡が立ちすぎない洗剤、手洗いにも洗濯機にもそれから黄色いボトルは漂白剤でアルゼンチンではラバンディーナといいます。
このメーカーが野菜洗いにもいいとかで これぐらいの量に小さじいっぱい入れて混ぜ、しばらくおいて蒸発させ、そのあとに土を落とした野菜をここにつけておきますと安心です。
でも物不足でほかのメーカー、特に有名メーカーAYUDINアジュディンはラバンディーナの代名詞的製品ですが、少し強いそうで台所の床などにはいいですね。
RAPPIなどのアプリでデリバリーで食事を注文をすることができます。買い物もしてくれます、
https://www.rappi.com.ar/
https://glovoapp.com/es-ar/
マンションのブザーを押すので、そのときに下りていきます。アプリでプロモーションもあります。
だいたいこのような配達の若者はベネズエラ人です。ベネズエラ危機から逃げてきたので、新型コロナウイルスなんてへっちゃら!と。仕事がほかにないのでこのインターネットの普及で仕事ができたわけですが、こんな状態では天使に見えました。
なお、チップの目安は5%から10%でいいでしょう。
ここは私たちの大好きなパレルモ地区のピザとエンパナーダのお店。デリバリーも受けつけています。
電話で直接頼みますがこのご時世、せめて1000ペソぐらい頼むべきでしょう。持ってくる人にチップもお忘れなく!
■Pizzeria Guimpi V
住所: Republica Arabe Siria 3004, Buenos Aires
Tel: 011 4806-1617
なお、今回の事態に乗じて看護婦さんや衛生員のような人が家をあけて、とかすべての建物のブザーを押したりしますが、それはだいたい泥棒ですからお気をつけて。
なお、各種速報はこちらの ツイッターで出しています。
一方でアルゼンチンの交通状況は私もこちらのアカウントをフォロー中です。
3月22日、266名が感染。昨日ブエノスアイレス州の人が亡くなりまして合計4人目の死者がでました。
内訳はブエノスアイレス市は102名(そのうち数名は外国人観光客)そのうち死亡2名、回復者38名、現在66名は入院治療中。ブエノスアイレス州類計66名州は65名治療中(そのうち1名死亡、チャコ州は28名、そのうち死亡1名で現在27名が治療中、コルドバ州は25名、トゥクマン7名(新)ティエラデフエゴ州(州都ウスアイア)6名、メンドサ5名(新)リオネグロ州4名、サンタフェ州4名、ネウケン州2名、コリエンテス1名、サンルイス州1名、サンタフェ州4名、エントレリオス州1名、フフイ州1名、ミシオネス州1名、サルタ州1名、サンティアゴデエステロ1名で、合計266名感染者、そのうち4名死亡、39名回復のため、223名は入院中です。
現在アルゼンチンは新型コロナウイルス感染拡大防止というか抑制のため、全国完全隔離として行動制限が3月20日から行われて3日目です。
実質上は外出禁止令のようなのですが、やはり軍事政権で支配された悲しい過去もあり、そのため思想犯が政治犯として捕まり拷問を受けたり行方不明になったりという経験から民主主義で自由と平等を謳歌する現在の国家なので、そういうファシズム的なことにアレルギーを持つ集団が多いです。そして人権問題にナーバスな状況から、私もその言葉を使えないで外出制限といっています。大使館は全国完全隔離という用語を使っており、現状はそのとおりだと思います。
なお、今後 完全に軍が弾圧をして人々にいうことをきかす、Estado de Sitio エスタド デ シティオという、いわば戒厳令的なものが敷かれる可能性もなきにしもあらず。国が非常事態宣言で戦時体制を宣言すれば、の話です。
まあ、そこまで弾圧をしないし、今回の場合はそこまで反抗はしないでしょうが……。
これは皆さんの自宅待機の厳守度によるでしょう。ですので皆さんquedate en casa. ケダテ エン カサという「うちにいろよ」というキャンペーンをやっている次第です。
なお、パラグアイやペルー、これからチリも夜間外出禁止令が出ていまして、午後8時から午前4時頃は誰も出ないようにということです。
外出をできるだけしない方がいいですが、せざるを得ない場合は、やはり外に出るときは上着を着て、それを玄関においておいて部屋には入れないのも重要だそうです。だから、日本式にうちは靴を脱いで生活しているのもよかったみたいです。
もちろん眼鏡や携帯もふくのは重要だそうですが、どこまで皆やっているかですね。
そのほか、コロン劇場の日曜コンサートを懐かしがっていたら、ブエノスアイレス市文化省のリンクで映像を見ることができます。また毎晩午後8時に映画もあります。
https://www.buenosaires.gob.ar/culturaencasa
レングアスビバスの日本語講座を含むレングアスビバスの選択外国語部は3月27日開講予定でしたが、31日まで学校閉鎖ですし、始まる日程は不確定ですし、皆さん家にいて、どうも落ち着かないようでメッセージやコメントが来るので、たくさん映像を見たりやアプリでひらがなやカタカナ、漢字の勉強やストーリーを読んだり、ディクテーションをやったりできるようにリンクを貼っておきました。
https://www.facebook.com/CursoDeJaponesLenguasVivas/
https://paulocoelhoblog.com/books-online/
今までの記事はこちらから
http://blog.livedoor.jp/tomokoar/archives/cat_50054809.html
それから大使館からのお知らせを掲載します。
【緊急】ご帰国のために空港へ向かわれる皆様へ(注意事項)(3月22日午後4時発行)
在アルゼンチン日本大使館、本日緊急メッセージを受けましたので念のため転載します。
保健省によれば,アルゼンチン国内では225名(昨日から67名増加)の累計感染者数,うち4名の累計死亡者数が報告されています。
●帰国のために陸路で空港等へ移動することは,強制隔離の例外になります。
●安全確実に移動をするためには,事前に大使館で手続きをする必要がありますので,既に帰国のための航空券等をお持ちの方は当館へご連絡ください。その際に必要な書類等をご案内します。
電話11- 4318-8200
Email conbsas@bn.mofa.go.jp
●報道によると,強制隔離に違反したとして,これまで全国で3200名以上が拘束されたとのことです。
1 アルゼンチン国内では225名(昨日から67名増加)の累計感染者数,うち4名の累計死亡者数が報告されています。
2 ご帰国のために空港へ移動する際の手続きと注意事項
(1)21日,アルゼンチン外務省より,新型コロナウイルスに感染していない旅行者等が,帰国のために陸路で空港へ移動することは,強制隔離の例外になるとの通報がありました。
(2)その際の手続き等及び留意すべき事項は以下のとおりです。
ア 手続き及び携行品
(ア)事前に当館にて口上書の発出手続きが必要になりますので,既に航空券等をお持ちの方は当館へご連絡ください。また,空港へ移動を開始する前に当館へ一報をお願いします。連絡先は以下のとおりです。
電話11- 4318-8200
Email conbsas@bn.mofa.go.jp
(イ)空港への移動の際に必要となる携行品は以下のとおりです。
a 印刷された航空券やボーディングパス。
b 有効な旅券。
c 帰国のために,空港に向かっている事実を証明する,当館からアルゼンチン外務省に発出した口上書のコピー
d アルゼンチン外務省が発行した口上書(当館で添付します)。
e 当館の担当者の連絡先電話番号(上記cの口上書に記載されます)。
イ 注意事項
(ア)思わぬトラブルを回避するために,時間的に十分な余裕を持って空港に向かう必要があります。
(イ)移動中に治安当局等に止められた場合は,制止された正確な場所,治安当局の所属等を速やかに当館へ通報願います。
3 強制隔離に関する措置(一般報道)
20日,米州大陸縦断旅行のため,バイクでティエラ・デル・フエゴからアルゼンチンを縦断する旅をしていた日本人男性が,ブエノスアイレスの高速道路を出たところで検問を受けました。この日本人男性は,当局側の指示に従い,ホテルに滞在することになっています。
なお,報道によると,強制隔離に違反したとして,これまで全国で3200名以上が拘束されたとのことです。今後,政府は,さらにコントロールを強めていくことも予想されていますのでご注意ください。(以上)
保健省によれば,アルゼンチン国内では266名(昨日から41名増加)の累計感染者数,うち4名の累計死亡者数が報告されています。
●20日以降3月31日まで,当国に居住,または短期的に滞在している者を対象とした,全国隔離措置DNU(297/2020)が継続中です。
●最新情報を入手し, 感染予防に努めるとともに,万が一当局に拘束,隔離等され援護が必要な場合又は邦人が拘束,隔離等されているとの情報をお持ちの場合は,在アルゼンチン日本国大使館までご連絡下さい。
●アルゼンチン政府による全国隔離措置を踏まえ,25日以降は大使館の体制を縮小しますが,帰国のための空港移動に際し必要となる領事レター作成等の業務や相談は電話やメール等で逐次受け付けております。正常体制再開時期については,本メールにてご案内します。
1 アルゼンチン国内では266名(昨日から41名増加)の累計感染者数,うち4名の累計死亡者数が報告されています。
2 20日に公布された全国隔離措置に関する必要緊急大統領令(DNU)が継続中です。当該措置は,当国に居住している者,または短期的に滞在している者に対し,「社会的,予防的,強制的隔離(以下,強制隔離と表記)」を設定し,期間は3月20日から31日までとされています(延長される可能性があります)。
この期間中は,通常の居所あるいは3月20日0時時点での居所に留まらなければならなりませんが,清掃用品,医薬品,食料の購入のための必要最小限の外出をすることは可能です。治安省により取り締まりが実施されており,違反した場合は,拘束され,告訴される可能性がありますのでご注意ください。
3 強制隔離関連情報(一般報道)
(1)エセイサ空港閉鎖の可能性
22日,ソラー外務大臣は,ラジオ・ミトレの番組において,新型コロナウイルスの感染を最小限に留めるとの政府方針の一環として,これ以上の人間の入国を避けるため,来週,エセイサ国際空港(首都近郊の当国最大の国際空港)を閉鎖することになるかもしれないと述べています。閉鎖の時期は明確にはなっていません。また,空港閉鎖は,新型コロナウイルス対策に係る措置の一つとして,フェルナンデス大統領が実際に検討しているとも報じられています。
(2)アルゼンチンへの全渡航者に対する強制隔離措置適用
22日,ゴンサレス・ガルシア保健大臣は,(これまで指定感染地からの渡航者のみに適用されていた)14日間の強制隔離措置を,全ての渡航者に適用すると述べています。(※当館注:現時点で,この発言を裏付ける省令は発出されていません)。
4 最新情報を入手するとともに, マスクの着用, 手洗いやうがいの励行など, 感染予防に努めてください。
5 万が一当局に拘束,隔離等され援護が必要な場合又は邦人が拘束,隔離されている等の情報をお持ちの場合は,在アルゼンチン日本国大使館までご連絡下さい。
6 アルゼンチン政府による全国隔離措置を踏まえ,25日以降は大使館の体制を縮小しますが,帰国のための空港移動に際し必要となる領事レター作成等の業務や相談は電話やメール等で逐次受け付けております。正常体制再開時期については,本メールにてご案内します。(以上)
○在アルゼンチン日本国大使館
Bouchard 547 Piso-17, Buenos Aires, Argentina
電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200
FAX:(市外局番011) 4318-8210 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8210
ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm
領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp
※ご帰国,他国に転居等されておられ,帰国(転居)届がお済みでない場合は,誠に恐れ入りますが,最寄りの在外公館または外務省領事局政策課領事IT班(東京03-3580-3311)まで御連絡ください。
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