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2020年3月27日0時から大統領緊急令として先の欧米線停止に加えて、世界中で足止めになっているアルゼンチン人の迎えを一時停止し、陸・海・空・河川すべての国境封鎖を行いました。これは衛生非常事態下におけるものです。
なお、すでに出発している便もあるのでこれから48時間以内に到着する時間より前に出発してきた便は例外です。
ペルーで足止めになっている日本人の多さがニュースになっていますが、アルゼンチンでも少なからずいらっしゃるようです。ブエノスアイレス、または地方にもいらっしゃるようですね。
なお、下に在アルゼンチン大使館からのメールを引用掲載しておきます。それから観光でのビザなし滞在許可は通常90日でしたが、30日延長されるそうです。またテンポラリーも同様ですが、現在新規の発行していません。
実はアルゼンチンはなかなか対策を頑張っており、WHO世界保健機構の専門家に賞賛された国のひとつになっており、また今後の予防接種や投与の臨床実験に協力中です。
アルゼンチン政府としては感染者は増えても、できるだけ緩やかな感染者増加に留めるための措置として現在全国隔離措置として行動を制限しています。これは爆発的に患者数が増え、病床数が足りないことに陥らないためです。
現在アルゼンチンは緊急以外の予定外科手術を中断し、またアルゼンチンの農業牧畜組合は同団体の展示会の会場を臨時病院としての提供を約束しています。別途 軍事施設には臨時病院の準備体制に入っています。
またアルゼンチントヨタTOYOTA ARGENTINAは自社工場を人工呼吸器の組み立て工場として工員ごと提供することにしています。
学校の休校期間が3月16日から2週間の3月31日までなのですが、隔離措置を始めたのは20日からなので恐らく4月3日で2週間のため、ここまでは確実に延長すると思われます。
そしてその週はアルゼンチンはイースター聖週間のための長期休暇(4月9日から12日)なのでここで人の流動を許すとまた感染が再燃しやすいでしょうから、3月26日現在まだ明言は避けられていますが、この期間の行動制限はほぼ決定ではないかという関係者筋からの情報ですが、その一方で医療専門家と相談中です。
少なくとも4月13日までは外出に制限のある全国完全隔離措置は継続すると思われますが、一部、今回の感染の波のピークは4月末から5月ともいわれています。
すでにアルゼンチンをはじめ南米最大の文化の祭典国際書籍展は日時未定延期になっています。
首都封鎖の方向として、ブエノスアイレス州とブエノスアイレス市との大部分のアクセスを閉鎖しました。
ブエノスアイレス市内で移動を行う場合、許可書の申請が必要です。
基本的には生活に必要な食品、薬品の商店のための営業、従業員、医療従事者、軍事、警備関係者、学校関係者で必要な活動を行う人、子供食堂担当者、メディアなどに限られています。
https://permisos.seguridadciudad.gob.ar/Solicitud/Default.aspx
また市内とブエノスアイレスの行き来についても例えば高齢の家族の世話などの理由でも移動が可能です。
https://permisostransito.mseg.gba.gov.ar/
ブエノスアイレス市は交通量や人の流入も90%減ですが、多くの人が規則を守らず近所への食料品などの買い物や薬局へ行き、4万人以上厳重注意を受けたり、拘束、逮捕、罰金、拘置となっていますのでご注意ください。
非居住者の旅行者の場合はいろいろ旅行していますと、感染危険度が高い国に14日前に滞在していなくても隔離対象になることがあります。
しかしながら、その場合、隔離ホテル、指定の隔離ホテル以外に設備の整った場所が必要なので、簡易ホテルでの滞在は難しいことがあります。その場合、アパートホテルまたは民泊などでは可能だと思いますがその隔離時に指定された場所によります。
そのあとの滞在は、ブエノスアイレスは外国人はもはやほとんど出国していますし、アルゼンチン人を3月31日まで宿泊させてはいけないという観光省の令がありますので、ほとんどが閉鎖中ですからやはりアパートホテルか民泊、ホームステイなどになると思います。
これがアルゼンチン経済にはとてもたいへんな負担ですが、健康と経済を天秤にかけるのなら、国民の健康を取るというのはアルベルト・フェルナンデス大統領の弁です。
なお、2020年3月26日現在、589名が感染。合計12人目の死者がでました。
72名は回復しています。
内訳はブエノスアイレス市は197名(そのうち数名は外国人観光客)そのうち死亡4名、回復者53名、現在144名は入院治療中。
ブエノスアイレス州 158名、死亡4名、回復15名、入院中143名
チャコ州は56名、死亡4名、入院中52名
コルドバ州は52名、回復1名
トゥクマン9名
ティエラデフエゴ州(州都ウスアイア)14名
メンドサ7名
リオネグロ州4名
サンタフェ州4名
ネウケン州7名
コリエンテス州3名
サンルイス州6名
サンタフェ州54名
エントレリオス州6名
フフイ州3名
ミシオネス州1名
サルタ州1名
サンティアゴデエステロ州1名
ラパンパ州 1名(新)
で、合計589名感染者、そのうち12名死亡、72名回復のため、結果517名は入院中です。
カタマルカ州、チュブ州、フォルモッサ州、ラリオッハ州、サンフアン州は0名
内訳はまず3月22日以下だったのを比較してみてください。4日でほぼ倍になっていますね。
3月22日、266名が感染。
昨日ブエノスアイレス州の人が亡くなりまして合計4人目の死者がでました。
内訳はブエノスアイレス市は102名(そのうち数名は外国人観光客)そのうち死亡2名、回復者38名、現在66名は入院治療中。
ブエノスアイレス州類計66名州は65名治療中、そのうち1名死亡
チャコ州は28名、そのうち死亡1名で現在27名が治療中
コルドバ州は25名
トゥクマン7名(新)
ティエラデフエゴ州(州都ウスアイア)6名
メンドサ5名(新)
リオネグロ州4名
サンタフェ州4名
ネウケン州2名
コリエンテス1名
サンルイス州1名
サンタフェ州4名
エントレリオス州1名
フフイ州1名
ミシオネス州1名
サルタ州1名
サンティアゴデエステロ1名
で、合計266名感染者、そのうち4名死亡、39名回復のため、223名は入院中です。
以下、在アルゼンチン日本大使館からのメールです。一番最後のたびレジに登録されると自動的に送られてきます。
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【緊急】アルゼンチンに短期滞在中の皆様へ(所在調査協力依頼)
この度のアルゼンチンにおける強制隔離や国際航空便の減便等により多くの方々が不自由な思いをしておられる中,大変恐縮ですが,今後の状況の変化に備え短期滞在の方々を可能な限り正確に把握するため,以下にご協力をお願いします。
1 今後の状況の変化に備え,短期滞在の方々を可能な限り正確に把握するため,現在アルゼンチンに短期滞在されている方で「たびレジ」にお名前や連絡先,滞在期間などを登録されていない方(メールアドレスだけの簡易登録の方)は,本メールに返信いただくようお願いします。
2 なお,「たびレジ」に登録されていない日本人短期滞在者の方が周囲におられましたら,その方の同意を得て,その方の分についても以下の情報をいただければ幸いです。
返信していただきたい情報
(1)お名前(漢字)(同行者全員):
(2)お名前(旅券記載のローマ字表記)(同行者全員):
(3)旅券番号(同行者全員):
(4)滞在地域(ブエノスアイレス市,サルタ州◯◯市等):
(5)滞在場所(宿泊施設名称):
(6)連絡先(携帯番号等※):
(7)連絡先メールアドレス:
(8)滞在期間(出国予定便の情報を含む)
※アルゼンチン国外の携帯番号の場合は,アルゼンチン国内で連絡可能な連絡先電話番号をお願いします。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。(以上)
【問い合わせ先】
○在アルゼンチン日本国大使館
Bouchard 547 Piso-17, Buenos Aires, Argentina
電話:(市外局番011) 4318-8200 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8200
FAX:(市外局番011) 4318-8210 / 国外からは(国番号54)-11-4318-8210
ホームページ(日本語版) http://www.ar.emb-japan.go.jp/index_j.htm
領事班代表メール:conbsas@bn.mofa.go.jp
※ご帰国,他国に転居等されておられ,帰国(転居)届がお済みでない場合は,誠に恐れ入りますが,最寄りの在外公館または外務省領事局政策課領事IT班(東京03-3580-3311)まで御連絡ください。