南アルプス連峰と水面に揺れる桜のコラボレーション「長坂池の桜」

「山高神代桜」、「妙了寺のしだれ桜」、「眞原の桜並木」に引き続き、桜スポットをご紹介します。

今、満開を迎えている北杜市長坂町にある「長坂池の桜」です。

ここ、南アルプス連峰の甲斐駒ケ岳が間近に大きく見えるんですよ。雄大ですね～

桜とのコラボレーションがまた美しい。フォトジェニックな写真スポットです。

池の周りは、ぐるっと遊歩道になっています。

足もとでは、八重の水仙が濃い黄色の花を揺らしていました。かわいい。

遊歩道を歩き、見上げる桜は、手が届くほどの高さで咲いていました。

西側にはウッドデッキの橋が架かっています。前を向いても振り返っても桜。

やわらかな桜色に癒されますね。

池の南側に出ると、今度は八ヶ岳が見えました。あ、池に映る八ヶ岳と桜！ とっても気持ちのいい風景です。

ここでも、桜と八ヶ岳をワンセットにしてパチリ。

写真を撮りながらのんびりと歩き、12分ほどで1周しました。

ここは「牛池」とも呼ばれていて、その由来が言い伝えられています。

むかーし神様が白い牛に乗って稲穂の様子を見に来ました。ところが牛は豆畑の豆がはぜる音に驚き神様を振り落として走り出してしまいます。迷子になり足を傷めた牛はこの池で休んでいました。すると天から一筋の白い柱が降りてきて、白い牛はそれを上り天に帰っていったということです。

それからここは「牛池」と呼ばれるようになったとか。

のどかで静かな桜スポットです。

来年の桜の頃には、ぜひ皆さんに来ていただきたいです。

どうぞ皆さんに、よい春が訪れますように。

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■長坂池の桜

・住所： 山梨県北杜市長坂町長坂上条 長坂池（牛池）

・アクセス： JR中央線長坂駅から徒歩15分