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新型コロナウイルスで家での日々が続いていますが、今年も復活祭(イースター)がやってきました。復活祭とはイエス・キリストの復活を祝うキリスト教の祝日です。春分のあとの満月に続く日曜日が復活祭となり、暦によって毎年変動します。今年2020年は4月12日です。
近年は日本でも、復活祭はキリスト教徒以外にも知られてきていて、卵型やウサギ型のチョコレートが小売店に並ぶ日というイメージの人も多いかもしれません。この時期になると、取材などでお世話になっているお菓子やチョコレート会社の広報さんから、今年のイースターのチョコレートのお知らせが届きます。その中から今回はダロワイヨとピエール・エルメのチョコレートを紹介したいと思います。
まず個人的に興味を惹かれたのが、ダロワイヨのチョコレート。恐竜がテーマです。特に男性の場合が傾向が強いと思いますが、多くの人がそうであるように(そうですよね?)、私も子供の頃は恐竜がとても好きでした。
これらの作品を作り出しているのが、ダロワイヨのシェフ・ショコラティエ&パティシエであるジェレミー・デルバルさん。素材はイタリア・ピエモンテ産のヘーゼルナッツ、バレンシア産のアーモンド、タヒチ産のバニラにマダガスカル産カカオ70%のブラック・チョコレートを使っています。
一方で今年のピーエル・エルメのイースター・エッグは「ポセイドンの卵」。ポセイドン(海神)の名のとおり、貝が散りばめられています。
ピエール・エルメのコロンブ・ド・パック(イースターの鳩)は、この時期イタリアで食べられる鳩の形をしたお菓子。天然酵母とイタリア産の小麦粉を使った軽いバター生地に、オレンジのコンフィとベネズエラ産のブラック・チョコレート、アラグアニのグランクリュがアクセントを添えています。
今は家族で過ごす時間も多いと思います。そんなときは詰め合わせもいいかもしれません。ピエール・エルメのイースター・エッグ詰め合わせセットは、マダガスカル産のピュア・ブラック・チョコレート、ミルク・チョコレート、キャラメリゼしたチョコレート、アーモンドのプラリネ、ヘーゼルナッツのプラリネ、マンジャリのブラック・チョコレートが入っています。
本来であれば、町に出て取材してからブログも更新したいのですが、時期が時期ですので仕方ありません。チョコレートを食べて、家での生活に彩りを加えてみましょう!