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香港に入境する人の検疫ルールが変更になりました

武田 信晃

武田 信晃

香港特派員

更新日
2020年4月22日
公開日
2020年4月22日
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香港政府は2020年4月22日から香港に入るすべての人に対する新しい検疫方法について発表しました。

★午前中に香港国際空港到着した場合

1、空港のそばにある亜州国際博覧館(Asia World Expo)に設置された検疫センターに移動します

2、その場で唾液のサンプルを採取されて、待合室で結果を待ちます

3、同日中に検査結果が出るので、陽性であれば政府が手配した病院に入院。陰性であれば検疫がOKなホテル(旅行者が事前に調べて手配する必要あり)か政府が所有している検疫施設に移動

4、ホテル、政府検疫施設で14日間、強制隔離を実施。その間にもう一度、唾液のサンプルを政府に提出します(政府と提携した宅配業者あり)。現場を離れることはできません

5、2度目の検査も陰性で14日間経過した後、自由に行動できます

★午後や深夜に香港国際空港に到着した場合

1、空港のそばにある亜州国際博覧館(Asia World Expo)に設置された検疫センターに移動します

2、その場で唾液のサンプルを採取されて、待合室で結果を待ちます

3、同日中に検査結果が出ない場合は、九龍城(Kowloon City)の富豪東方酒店(Regal Oriental Hotel)に移動し、待機します。ホテル側から食事の提供がありますが、現場を離れることはできません。

4、翌日、検査結果が出ます。陽性であれば政府が手配した病院に入院。陰性であれば、富豪東方酒店を離れ、検疫がOKなホテル(旅行者が事前に調べて手配する必要あり)か政府が所有している検疫施設に移動

5、ホテル、政府検疫施設で14日間、強制隔離を実施。その間にもう一度、唾液のサンプルを政府に提出します(政府と提携した宅配業者あり)。現場を離れることはできません

6、2度目の検査も陰性で14日間経過した後、自由に行動できます

このように、いずれも強制検疫があるのですが、遅くに到着した場合、検査結果を待つべく富豪東方酒店に一晩待機する必要があります。

検疫のプロセスの一部を画を使って説明(画像提供:香港政府衛生署)

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