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新型コロナウイルスの影響で山や公園への立ち入りが禁止されていたブルガリア。
5月3日より山や自然公園への立ち入りが解禁となりました。
ソフィア市民にとってはヴィトシャ山・ヴィトシャ自然公園は一年を通してレジャーが楽しめる大好きな場所。
(ヴィトシャ自然公園についての記事はこちら)
特に4月は冬から春にかけての季節の移り変わりが楽しめる絶好の季節です。
その時期に山に行けなくて悲しんでいるソフィア市民はたくさんいました……。
そのため、今回の山への立ち入り解禁はソフィア市民にとっては大ニュース!
わが家も解禁後初の週末となる先週(5月9日)にヴィトシャ自然公園に行ってきました。
ヴィトシャ自然公園はヴィトシャ山を含む、山の麓ほぼ全域を指しているので非常に広い敷地を持っています。
私は今回Bistritsa(ビストリッツァ)というソフィア郊外の町からヴィトシャ公園に行ってみました。
Bistritsa(ビストリッツァ)はソフィア中心部から車で約20分、電車やバスなど公共交通機関を使うと約1時間程度の場所にある小さな町です。
そこからヴィトシャ自然公園へは徒歩10分程度でアクセスすることができます。
写真だと少しわかりにくいですが、山道を少し越えていくとビストリッツァの町の、かわいらしいオレンジ色の屋根が見えてきます。
公園というよりは、森とか山の一部という表現がぴったりです。
売店なども公園内にはないのでもし行く場合には食べ物や飲み物を持参で、ハイキング用の服装で挑むことをおすすめします。
なかなかの山道ではありますが、広大な敷地のおかげで公園内はあまり混み合っているという印象は受けませんでした。
久々の山の空気は気持ちがよくて、緑にすっかり癒されました。
ちなみに私は今回は自家用車にて少し公園の内部まで行ったのですが、かなりの数の車が止まっていました。
10時30分頃に行ったときにはすぐに駐車スペースを見つけられましたが、12時頃に帰ることにはもうすっかり長蛇の列&ビストリッツァへ向かう道路は渋滞していました。
ブルガリアの人々はハイキング&ピクニックが大好きで、お昼以降は混み合うので出かける際には朝から行くことをおすすめします。
以上、ヴィトシャ山解禁後の山と自然公園の様子をお伝えしました!
前回のブログにて町の様子もお伝えしましたが、やはり町と比べて山の方が人と人との間隔が取れている印象もあったし、遊具やベンチなどもないので何かを触れることを介してのウイルス感染のリスクも低そうだと個人的に感じました。
身の安全&精神的な安定のバランスを考えて、今後は休みの日の気分転換には山に行くことが多くなりそうです。
日本も徐々に感染拡大防止策が緩和されていたり、緊急事態宣言が解かれたりと変化がありますね。
自粛していた分、ようやく解放されてうれしい気持ちでいっぱいかと思いますが、どうぞ皆さま気をつけてお過ごしください。
今回、前回の緊急事態宣言あけのブルガリアの記事が少しでも皆さまのお役に立ちますように。