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ながらく外出自粛体制が続いた英国ですが、徐々に規制緩和が進んでいる今日この頃。
この国を構成する4国(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)、それぞれ状況は少しずつ違うので、当記事ではロンドンを含むイングランドについてお伝えします。
去る2020年6月23日にボリス・ジョンソン首相がイングランドにおける行動規制のさらなる緩和を発表し、なかでも多くの国民に待望されていた諸施設が条件つきながら7月4日より再開できることになりました。
営業再開してよい条件とは、もちろん何よりソーシャルディスタンス(こちらも2mから1mに縮小)を維持できることが大前提。また美容院や床屋などスタッフのバイザー着用が義務づけられる業種もあります。
各種の観光スポットも7月4日から再開するところが多く、たとえば無料で入れて人気のある展望フロアー「スカイガーデン」なども、事前予約をすれば入れるようになります。詳細と予約はこちらのウェブサイトから。
入館者の管理をしやすい小規模のギャラリーなどは再開するようになりましたが、まだ大英博物館やヴィクトリア&アルバート美術館などの大規模なミュージアムは再開未定。
逆に庭園などの屋外部分だけを再開する施設はこれから増えていきます。とはいえ人数制限を徹底するために先述のスカイガーデン同様、事前予約が必要な施設がほとんどです。
たとえば、すでに野外部分は再開しているキューガーデン。今はバラなど花々の美しい季節なので、天気がよければ満喫できますね!また温室のほうも7月4日から再開予定です。 詳細と予約は公式ウェブサイトからどうぞ。
ほかにも景観保護団体ナショナル・トラストや、古代の巨石群ストーンヘンジを含む歴史的重要建造物などを管理するイングリッシュ・ヘリテージも、それぞれ7月4日から再開する野外施設が多くなります。
どの施設が再開予定かの詳細、また事前予約などは下記の公式ウェブサイトにて。
お店であっても観光や娯楽施設であっても、それぞれの事業主または主催者による感染予防措置だけでなく、利用者である私たちの注意も必要。引き続き手の除菌やソーシャルディスタンスを心がけて、安全に過ごしたいですね!