フランス政府が日本含む13ヵ国からの入国制限を解除 入国時の自主隔離など不要に【2020年7月1日から】

フランス政府は、欧州連合（EU）加盟国および一部の対象国（アンドラ、アイスランド、リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、英国、サンマリノ、バチカン、スイス）以外の国から、フランスへ入国する渡航者に対して行っていた入国制限を、日本含む13ヵ国に対して解除しました。2020年7月1日付けで首相訓令が出され、フランス入国の際に実施されていた14日間の自主隔離、「国際移動適用除外証明書」および「新型コロナウィルスの症状がない旨の宣誓書」は、今後不要になりました。

2020年7月1日より制限解除の対象国となった13カ国

今回、制限解除の対象国となるのは、以下の13ヵ国です。

オーストラリア、カナダ、韓国、ジョージア、日本、モンテネグロ、モロッコ、ニュージーランド、ルワンダ、セルビア、タイ、チュニジア、ウルグアイ

今回の措置は、EU理事会が出した勧告に従い実施されたもの。同勧告は法的な拘束力を有さず、制限解除の実施については各国の当局に委ねられていました。上記の国のリストは、EU理事会の勧告、感染状況の推移および相互主義の尊重を考慮しつつ、少なくとも15日ごとに更新される予定です。

なお、フランスを含むシェンゲン協定加盟国、アンドラおよびモナコから日本への入国する際には、検疫所長の指定する場所（自宅など）で14日間の待機、国内で公共交通機関を使用しないことが求められます。PCR検査と保健所などによる定期的な健康確認も実施されます。

日本とフランスおよび近隣諸国をつなぐフライト情報

– JAL（日本航空）：羽田・パリ便

2020年7月1日から週2便、8月1日からは週3便で運行。詳細はJALの運行情報を参照。

– ANA（全日空）：羽田・パリ便

2020年8月1日から週2便で運行再開。詳細はANAの運行情報を参照。

– エールフランス：成田・パリ便

減便だが運行あり。関西・パリ便は7月6日から週2便、8月3日から週3便で再開予定。詳細はエールフランスの運行情報を参照。

– フィンエアー：成田／名古屋／関西・ヘルシンキ便

成田は2020年7月1日から週3便で運行再開。名古屋・関西は9月より運行再開。福岡・新千歳は当面運休。詳細はフィンエアーの運行状況を参照。

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