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【コロナ禍】YoshiYoshi日本文化グッズ販売、野原ミミさんの場合2「家族も仕事も協力に協働」

相川 知子

相川 知子

アルゼンチン特派員

更新日
2020年8月23日
公開日
2020年8月23日
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アルゼンチンでダルマを生産し、折り紙メーカーとしての地位を確立し、さらに日本文化グッズの"カワイイ"をアルゼンチンの人たちに提供している YOSHI YOSHI ですが、現在5ヵ月に及ぶアルゼンチンの強制予防隔離措置でイベントなどまったくできません。例年なら今の時期だとそろそろ文化祭系や歌祭りがおこなわれ、YOSHI YOSHIをはじめ、以前紹介したKAMI

など皆さん、準備中のはずなのに……

そのため日常をどうしているか、オーナーの野原ノエミさん(通称ミミ)に強制予防隔離措置のなかどうしているか、仕事だけではなく家族の生活など、どうしているか聞いてみました。

↑こちらが第1弾の記事。今日は第2弾です。

もちろん子供たちとの余暇を利用して料理をしてさらに折り紙をして……

これはアルゼンチン名物パンケーキです。

ホットケーキより薄くてクレープより厚い感じです。中にドゥルセ・デ・レチェというミルククリームをはさんでいただくのがスタンダード。

レシピも教えてくれました。

■アルゼンチンのパンケーキ

te paso receta de los panqueques

(材料)

・2 huevos 卵2個

・500 ml leche 牛乳 500cc

・250 harina 小麦粉 250g

・3 cucharadas de aceite. サラダ油 3杯

Listo 全部混ぜて焼いてできあがり

(あゆみちゃん8歳とけんたろう君5歳。日亜学院という日本語とスペイン語、そして英語も学ぶ学校に行っていたのですが、3月16日から学校閉鎖、遠隔授業を受けています。そしてときどきおばあちゃんやいとことのビデオ通話で連絡を取っています)

こちらは チョコトルタ chocotorta を作っている子供たち。

そしていつも折り紙が身近にあります。

そしてなんと! 特筆すべきは

野菜作り!!! 見てください、これがベランダなんて信じられません。

こちらは夫のダイスケさんの趣味なんだそうです。

ゴーヤやトマト、レタス、ルッコラ、ピーマン、ミニトマト、バジル(スペイン語は goya, tomates, lechugas, rucula, morron, tomates cherry y albaca)。

とても新鮮な野菜を家庭菜園で作っている相馬ダイスケさんは建築家であり都市計画プロジェクト専門家です。

ミミさん(野原ノエミさん)のYoshiYoshi の重要なパートナーでもあります。そしてダイスケさんとの結婚の引き出物のダルマを手作りしたことがYOSHI YOSHIの起源となっています。

Perfil de Alejandro Daiske Soma

相馬アレハンドロ・ダイスケさんは、野原ノエミさんとYoshiYoshi のオーナーをしている。

新製品のプロトタイプ作成に従事。

日本とは違い素材がなかったりもするし、あっても高価な場合は一般購買者への販売品に落とせないこともあるので、アルゼンチンで製造するための技術問題を解消し、伝統と現代素材の橋渡しを行う。

さらに、アルゼンチンと日本のトレンドを感知する役割も果たす。

父親は柔道並びに相撲をアルゼンチンで普及した立役者の相馬先生(青森出身)、母親は非日系アルゼンチン人。父に師事し、また相馬道場で柔道、相撲などを教える。

国立ブエノスアイレス大学卒業。建築家。都市計画修士。

2000年から国立ブエノスアイレス大学で教鞭をとる。UNALM教授。

建築事務所経営。国内外企業に建築、都市計画、設計サービスを提供。

ということで、ミミさんが インスタライブ中は子供たちと折り紙で家づくりなど……。

普段からすばらしいパートナーでありますが、やはりこのスペイン語では クアレンテーナcuarentena 隔離措置中の自宅待機中としては重要なのはこのような協力、協働なのですね。

さてさて、こちらは時差もありますが、ミミさんより日本からもぜひ見てねーということでした!

アルゼンチンの人たちが折り紙したり

ダルマやこけしと親しんでいるのを見るのも楽しいです。スペイン語の勉強にもなります。

今までのシリーズは折り紙、ダルマ、スシ、カワイイイラストです。ゲストもありますよ。

Origami, daruma, Sushi y Dibujo kawaii

YoshiYoshi

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