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皆さま、サワディーカー。
今日は習い事の話。なかでも、「カービング」の話を中心に書きたいと思います。
タイ・バンコクには、さまざまな習い事があります。タイならではの習い事には、タイ語やタイ料理はもちろん、ムエタイ、カービング、ハーダンガー刺繍で作るタイ地図、ベンジャロン焼き絵付けなどが挙げられ、日本人女性の間でも話題にのぼることも多いです。このほか、タイならではというわけではありませんが、テニスやゴルフ、西洋料理や日本料理、お菓子教室やパン教室、裁縫教室やフラワーアレンジメント、マクラメ、ポーセラーツなども習うことができます。
なかでも、タイに来る前から私が習いたかったのは、「カービング(Carving)」です。タイ語では、ガーンゲサラック(งานแกะสลัก)と言います。カービングとは、果物や野菜、石鹸などにナイフを使って彫刻することで、食卓やパーティなどを華やかに演出できるタイの伝統的な芸術です。極めるには時間を要しますが、1回のレッスンでも、野菜や果物、あるいは石鹸を美しく彫れるようになります。
最近は、Youtubeで、その技術を無料で見て学ぶことも可能でしょう。Youtubeに限らず、各種SNSでもその方法を紹介されている方がいますので、「カービング」「Carving」「แกะสลัก」などのキーワードを使って検索してみるとよいでしょう。
私自身が興味を持ったのは5年以上前のことで、当時、そこまでYoutubeは浸透しておらず。CD付きのテキストを書店でたまたま見つけて独学で挑戦しました。ただ、なかなかうまくいかず、時間ばかりがかかってしまい、結局、教室へ通うことにしました。指導を受けてからスムーズにできるようになったのをいまも鮮明に覚えています。
タイ・バンコクにはカービング教室がいくつかあります。もし、カービングに興味をお持ちで、タイ・バンコク旅行や生活の機会があれば、一度現地のレッスンを受けてみるとよいのでは、と思います。また、ここ数年で日本でもカービング教室が増加しているようなので、タイ・バンコクでしか学べないというわけでもありません。タイ・バンコクに来られる予定がない方は、日本国内でカービング教室を探してみるのもいいかもしれませんね。
タイ・バンコク都内で、1回~カービングを学べる教室を以下に挙げておきます。日本語が通じやすいので、予約なども難しくないと思います。
□マリサランゲージ&カルチャースクール(Malisa Language & Culture school)
□まほっちカービング教室
□ITDA タイ文化交流センター
すべての教室で確認したわけではありませんが、通常、カービングをするにあたって、カービングナイフを購入する必要があります。カービング教室で販売されるナイフは、タイ・バンコク都内のスーパーなどで販売されているナイフより上質で値段も高くなります。もちろん、仕上がりも美しくなります。
持ち手が円錐状のものは、テーブルに置く際、転がっていかないように注意しておかないと、落下して、刃先が曲がってしまい、使い物にならなくなる場合があります。また、洗ったあと、すぐにしっかりと拭いておかないとすぐに錆びてしまいますので、くれぐれも大切に扱うようにしましょう。
現在、新型コロナウイルス感染症対策の関係で、日本などからタイへの観光旅行は厳しい状況が続いていますが、事態が収束し、タイ・バンコク観光旅行される際には、カービングなどの「習い事」を計画に加えてみるのはいかがでしょうか。