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お城に泊まるなんて日本では考えられませんが、ヨーロッパでは古城を改装した宿泊施設は珍しくありません。オーストリア国内にもお城のホテルが数多くあり、インターネットで検索すると魅力的な宿泊施設が出てきます。記念日のお祝いやちょっと贅沢したいときのステイにピッタリ。
そこで今回は、ウィーンから1時間30分足らずで行けるヴァッハウ渓谷で訪れたい町、Dürnstein(デュルンシュタイン)のお城のホテルを紹介します。
デュルンシュタインは半日あれば十分見て回ることができる小さな町。町というよりも村と呼んだ方がふさわしく、ぶどう畑に囲まれた魅力たっぷりの場所。夏は観光客やヴァッハウ渓谷をサイクリングする人たちで活気にあふれます。デュルンシュタインの村の詳細は次回のお楽しみ!
さて今回のテーマのおすすめホテルである5つ星のSchloss Dürnstein(シュロス デュルンシュタイン)デュルンシュタイン城は駅からゆっくり歩いて15分ほどの場所にあります。ここが入口。
デュルンシュタイン城はティエリー家が買い取り、数十年もかけて改装した荘厳なホテル。こちらは入口すぐのロビー&ラウンジ。
エレガントなインテリアに思わず目を奪われます。
私たちが宿泊したのは、ドナウ川の景色を堪能できるDeluxe(デラックス)ルーム。値段は少々張りますが、泊まる価値あり! 45平方メートルの広々とした部屋では、思う存分に贅沢することができます。
貴族気分を味わえるキングサイズのベッド。小さな娘ふたり連れだったのでベビーベッドを入れてもらいましたが、それでも走り回れるほどの広い空間。
生チョコレートとフルーツがお出迎え。
最上級の部屋なので、ミニバーの飲み物も部屋の値段に含まれています。ヴァッハウ名産のアプリコットジュース、白ブドウとリンゴのジュースはどれもお城の契約農家からの新鮮なフルーツで作られたもの。
居心地のいい美しいバスルームでは、何時間でもお湯につかっていたい気分。
気になるお部屋からのドナウ川の眺めがこちら。窓を開けると川の流れが聞こえてきます。
夕暮れどきのドナウ川も息を呑む景色。
朝起きたら、朝食の前に窓を開けて、まずは美しい景観とおいしい空気を楽しんで。
晴れた日の朝ご飯は、こちらのテラス席で味わうことができます。
おすすめはもちろんドナウ川を眺めながら食事できる席。
朝食は半ビュッフェ式。温かい卵料理などは席で注文します。
こちらは昼からのレストラン席。もちろんここからもドナウ川の景観を楽しむことができます。
ホテル内にはプールやサウナなどもあり、数日間じっくりとステイするのもおすすめ。
ウィーンに滞在中に気軽に行けるデュルンシュタインではステイが断然おすすめ。シーズンは4月から10月までなので、来年はコロナ騒動が落ち着いていることを願い、ぜひお城ホテルでの優雅なひとときを味わってください。