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今年2020年も12月に入り、昨日はウィーンでも初雪が降りました! オーストリア国内のロックダウンも残すところ今週のみ。この数週間ウィーン市内の人出は減ったものの、散歩や軽い運動をする人たちがちらほら。そして前回のロックダウンを参考に、各家庭が工夫しながらおうち時間を過ごしています。
さて今回は、体調を崩す人が増える寒いこの時期に紹介したい、1886年創業のウィーン6区にある薬局「Saintt Charles Apotheke(セントチャールズアポテーケ)」の中をお見せします。
伝統西洋医学の教えに基づき、おもに天然成分由来の薬を取り扱うセントチャールズは、トラディショナルながらもモダンをコンセプトにしたユニークな薬局。薬局というと、身体の調子が悪かったり何か症状があるときに立ち寄るイメージがありますが、セントチャールズ薬局は、体調不良のときはもちろん、元気な人が自身で健康を維持するための手助けをしてくれる製品も多く取り扱っています。
ドイツのベルリンとフランクフルトにも支店があるセントチャールズ薬局のウィーン本店では、アロマテラピー、ハーブエッセンス、そしてプロポリスに重点を置いています。もちろん、その他製品の取り扱いも豊富。明るく清潔な店内奥にはハーブティーや医薬品が並び、薬剤師さんも常在しています。
店内に入って真っ先に目を奪われる美しいアンティーク棚。セントチャールズ薬局が取り扱うクオリティの高い製品が並びます。
反対側の棚にはセントチャールズオリジナルのハーバルエッセンスがずらりと置かれています。症状に合わせてエッセンシャルオイルを調合してくれるのも魅力。
今年は特に気をつけたい衛生面。この時期の目玉商品として、薬局の真ん中にはオリジナルの消毒スプレーやハンドソープが置かれています。
こちらはウィーンのとある日本食ビストロとコラボレーション企画したユニークな柚子石鹸。おしゃれな日本語のラベルはウィーン人に大人気。手を洗ってきれいにしたあとはほんのり柚子の香りに満たされ、一石二鳥なハンドソープです。
道路を挟んで反対側にあるのはセントチャールズのコスモテカリー。さまざまなブランドのオーガニック・ナチュラルコスメを販売しています。店内奥では、それらコスメティックスを使ったスキンケア、そしてボディケアトリートメントやマッサージを施術することができます。女性だけでなく、男性用メニューも充実しているのでぜひお試しを! 25歳以下のお得な学生メニューもあり。
今回は、喉の痛みや咳におすすめのハーブティーを購入しました。数種類のハーブは効能が高いだけでなく、風味もいいのでとてもおすすめです。これからますます寒さが厳しくなりますが、皆様もしっかり健康管理を!
・住所: Gumpendorfer Str. 30, 1060 Wien
・Tel: +43-(0)1-586-13-63