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寒くなると、ビールより赤ワインが飲みたくなりませんか? もうすぐボジョレー・ヌーヴォーが解禁になりますね。2020年は11月19日だとか。
さて、スペインのワインといえば、リオハを思い出す方も多いかと思います。スペイン北部のリオハはワインの生産地として有名で、スペインワインの原産地呼称(デノミナシオン・デ・オリヘン)では、最上級の特選原産地呼称に認定されています。生産の中心は赤ワインで、品種はテンプラニージョが中心約8割を占めます。
このリオハの歴史的醸造家エセキエル・ガルシア(1930年~2017年)は、自身の記憶に残るワイン畑やボデガ(醸造所)を多々描きました。これが La Rioja en mi memoria という1冊の本になり、なんとうれしいことに、スペイン語と日本語が併記された特別仕様版が日本で販売されているのです。
オールカラーで、本を開くと左のページにはご覧のように素人とは思えない絵、右のページにはその絵についての説明が書かれています。リオハのワイン史に名を残すほどの醸造家であったと同時に、芸術的な才能も秘めていたのですね。いえ、醸造家は芸術家なのかもしれません。
私も1冊持っていますが、温かなタッチの絵を見るだけでも楽しく、またワインに関する知識を得られるだけではなく、スペイン語と日本語が併記してあることでスペイン語の勉強にもなります。スペインワインがお好きな方に強くおすすめいたします!!
翻訳と販売は、以前も紹介したことがあるスペインワイン界の若きホープ、常田諭史さんです。注文や問い合わせはこちらにメールをお願いします⇒ tsunedasake@gmail.com
これを読むと、きっとリオハのワインがいままで以上においしく感じられることでしょう。