キーワードで検索
こんにちは! 秋晴れが続くサンノゼです。
筆者は、2020年10月31日のハロウィーンの日、こちらで紹介したHalloween Booktacular Giveawayに出かけ、こちらのすてきな本を2冊いただいてきました。
図書館に着いてからそこの看板にあるExpress Pickup Serviceに電話をかけたところ、①子供の年齢、②子供の性別、③筆者の名前、を聞かれました。
待つこと5分程度。Express Pickup Serviceの本の受け取りカウンターに現れたスタッフの方に名前を呼ばれ、筆者の子供ふたりそれぞれに相応しいレベルのピカピカの新品の本をいただきました。図書館は子供たちの読書習慣づけに一役買えますし、子供たちは新しい本をうれしく読めますし、出版社は本を購入してもらえますし、三方よし。こちらの公立図書館の蔵書には、よく、"この本は貴方の税金で購入されました"というラベルが貼ってありますが、まさに税金を上手に活用して、コミュニティにしっかりと還元していただいているな、と感じました。
さて、次はハロウィーン当日の近隣の様子を紹介します。
社会的距離を取りながらハロウィーンを
今回のハロウィーンは、周囲でもどのようにお祝いするかが論じられました。どうやって社会的距離と安全を維持するかが最大の争点です。
実質、パーティやイベントは自粛の意向が強く、例年であれば学校全体でハロウィーンイベントをする小学校や中学校であっても、バーチャルコスチューム大会やドライブスルーパレードの形式を取り、生徒たちが集わないような工夫がされました。
近隣で見かけたお菓子を配る工夫がこちらです。
(1)パイプを使ってお菓子をスライドさせて配布する
パイプのそばに、子供たちがほしいお菓子を選べるようにメニューポスターを張っていた家庭も。配布時間もちゃんと指定してあります。
(2)ハンドサニタイザーを添えて、子供たちが自由にお菓子を選べるように
ハンドサニタイザーで消毒をしてからお菓子を選ぶのであれば、COVID-19を撒き散らす心配は低減します。
最近、市中でハンドサニタイザーが出回り始めたのでできた工夫ですね。
(3)テーブルの上にZiplopバッグなどに入れたお菓子を並べておく
お菓子のバケツから子供がお菓子を触ってCOVID-19を拾ってしまうようなことがないように、あらかじめテーブルの上に間隔を置いて透明な袋に仕分けられたお菓子を取りやすく並べている家庭もありました。
(4)例年同様にお菓子バケツの中にお菓子を入れておく。
制約下でもお祝いができたハロウィーン
いろいろと懸念や規制があるなかで、人々はハロウィーンを楽しもうと工夫を凝らしたように思います。
ハロウィーンの飾りつけをされる家も何件かありましたし、親子でコスチュームを着て「Trick or Treat!」を子供と一緒にまわっていらっしゃるのも見かけました。回っていらっしゃるのは全体的に少数でしたし、例年のように若者や高校生の団体や「Trick or Treat!」は見かけませんでした。
少しでもできることをやってみよう。コミュニティのその姿勢が、筆者の目にはとても魅力的に映ります。
「Trick or Treat!」は子供にとって一番の楽しみ。自分が子供時代に楽しかったイベントを、自分の子供にも味わわせてあげたい、というのは本当によくわかります。そういう思いから、何とか少しでもハロウィーンイベントを盛り立てようとされたコミュニティの在り方に励まされるとともに、一刻も早いCOVID-19と私たちの季節的活動・社会活動との共生の上手な暮らし方が確立されることを祈ります。
Please be safe and healthy!