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コロナ禍により、いろいろなニューノーマルがパリでも現れてきています。そのひとつが市内の路線バス。以前であれば、事前に切符を持っていなくても、バス車内で運転手から切符を購入できたのですが、現在は感染防止のため、直接買うことはできません。その代わり、携帯電話のSMSを使って購入します。
切符購入までは3ステップ
購入の手順の流れは次のとおりです。
指定の番号に携帯電話からSMSを送る
↓
指定の番号から即座に返事が来る
↓
その画面が切符の代わりになるので運転手に提示する
↓
運賃は後日、携帯電話会社が請求
それでは一緒に購入してみましょう。
指定の電話番号に路線番号を書いて送るだけ
バスに乗車すると、以下のような購入の手順を示したポスターなどが貼ってあります。
そこに書かれている電話番号「93800」にSMSを送ります。SMSの文面は、そのとき乗車したバスの路線番号を入れます。例えば、91番線のバスに乗ったなら「Bus91」と入力して、送信しましょう。それ以上は入力する必要はありません。
送信後、同番号から即座にSMSが届きます。日本語訳すると以下です。
パリ交通公団 – 切符 SMS バス 91
2ユーロ 税込
1区間 乗り継ぎ不可
2020年11月1日16:14〜17:14
運転手に提示
これを運転手に見せれば、切符の代わりになります。このときの運賃€2は後日、契約している携帯電話会社から、いつもの通話料金に上乗せされて請求されます。
最初は戸惑うかもしれませんが、一度やってみると案外簡単! キャッシュレスで便利です。なおバスは、いままでどおり、紙の切符やナヴィゴでも乗車できます。切符などの買い方は以下の記事をご参照ください。