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新型コロナウイルスの拡大で、日本政府は香港への渡航についてレベル3の中止勧告を出していましたが、11月1日0時からレベル2の「不要不急の渡航はやめてください」に引き下げました。これにより香港への渡航は可能となりました。ただし、香港政府は香港に入境する人は、永久居民など必要なビザ、資格を持っている人に限っています。また、仮に香港に行くことが可能な人も香港に到着後、14日間の強制隔離をしなければなりません。
引き下げの措置によって、日本での入国検疫時のPCR検査が必要なくなりました。その一方で、日本国籍者を含むすべての入国者に対して、14日間の待機やバス・タクシー・国内線航空便など公共交通機関を使わないこと、滞在場所や連絡先などを登録する質問票の提出などはこれまでと変わりません。
緩和の措置を受けてだと思いますが、香港のフラッグシップキャリアであるキャセイパシフィック航空は11月21日と28日の2日間、関西国際空港と香港国際空港を1日1往復する便を運航することを決めました。スケジュールは、関空発のCX507便は18時発で香港着21時35分。香港発のCX506便が11時45分発で、関空着が16時15分となります。
今後は、日本政府と香港政府によるトラベルバブルの交渉がどうなるのかが気になります。