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フランスは紅茶よりコーヒー、とくにカフェ・オ・レのイメージが強いかもしれませんが、フランス人も紅茶を飲みます。日本でも人気のMARIAGE FRÈRESマリアージュフレール、1854年創業のフランスを代表する紅茶ブランドのひとつです。いま現在のわが家のラインナップはこれです。
いつも欠かさないのがTHÉ SUR LE NIL テ・スュル・ル・ニル。「ル・ニル」とはナイル川という意味。緑茶ベースのお茶で、柑橘系の香りがほんのり優しいので、フランスのお菓子だけではなく和菓子にも合います。主張しすぎないので時間帯、合わせるお菓子を選ばないお茶です。
そしてMARIAGE FRÈRES マリアージュ フレールで定番人気のMARCO POLO マルコポーロと新商品のMARCO
POLO SUBLIME マルコポーロ・スブリムです。
私の感想としては、定番のマルコポーロ(紅茶ベース)はクラシックでコクのあるおいしさ。マルコポーロ・スブリム(紅茶ベース)は定番マルコポーロより少し軽めで香りがよりフレッシュ、フワッと広がるおいしさです。フランス人はチョコレートも紅茶もとにかくさまざまなフレーバーを楽しみます。カフェでお茶を頼むとき、「お茶をください」というと必ず、「Thé noir テ・ノワール(紅茶ベースのお茶)」か「Thé vert テ・ヴェール(緑茶ベースのお茶)」か聞かれます。テ・ノワールと答えるとその次は紅茶ベースのどのお茶か選ぶ展開になります。日本で暮らしていた頃はフレーバーティーが実は苦手でした。しかし、フランスで暮らすうちにお茶もチョコレートもいろいろなフレーバーを試してみるようになりました。お店で圧倒的な数のお茶やチョコレートが並んでいるのを見ると、試さずにはいられなくなりますよね。日本をイメージしたお茶が発売になると、やっぱり試したくなります。THÉ PARIS KYOTO。緑茶ベースでシンプルな花の香りです。
REIWA PREMIER レイワ プルミエール。緑茶ベース、華やかな花の香りでクリスマス、お正月などにぴったりです。
フランス人がイメージする日本が見えてくるようで興味深いです。いつかフランスへの旅行が可能になったらフランスのMARIAGE FRÈRES マリアージュ フレールをぜひ訪れてみてください。フランス人が日本をイメージした緑茶を選んでいるところを見ると、なんとなく誇らしいです。
自宅でいろいろなお茶をゆったりと楽しんでみてはいかかでしょうか。
■MARIAGE FRÈRES マリアージュフレール