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日本ではクリスマスといえばチキンとケーキでお祝いし、恋人と過ごす人も多いでしょう。
けれどブルガリアのクリスマスといえば家族や親戚同士で過ごす日!
例年クリスマス時期は学校は冬休みに、会社はクリスマス休暇に入ります。そのため田舎に帰省して親戚や家族と過ごすのが通例です。
(ブルガリアのクリスマスの過ごし方については昨年のこちらの記事を参照ください。)
(※写真はソフトロックダウンに入る前、2020年11月に撮影したショッピングモールのクリスマス装飾)
ただし今年はやはり新型コロナウイルスの影響もあり、過ごし方にも少し変化があるようです。
ブルガリア政府の方針でプライベートの集まりも15人以下にするようにとの通達が出ているので大きな集まりを開くことはできません。
もともとクリスマスは基本的にレストランも閉まっているため家で食事をする人が多いですが、今年はレストランの通常営業が禁止されているので例年以上に家で過ごす人が多いでしょう。
家で過ごす時間が多いためか、例年以上に自宅のデコレーションに気合が入っているようで近所を散歩していると一般の民家のベランダや庭にも電飾が施されていました。
ちなみに町なかでは持ち帰りのみでクリスマスマーケットも開催されていたり、国立劇場やセルディカ駅のあたりではイルミネーションも灯っていたようです。
(※今年は街中に行くのを避けていたため、写真は昨年のものです。今年はクリスマスマーケットも入場規制、一方通行、飲食禁止などさまざまな規制がありました)
ブルガリア人にとって二大行事であるクリスマスとイースター。今年はどちらも新型コロナウイルスの影響で家族や親戚と集まることが難しい状況でした。
このことでショックを受けている人も多くいますが、医療機関への逼迫が顕著である現在、やむを得ないでしょう。
一刻も早く状況が落ち着いてまた家族や親戚と集まれる日が来ることを願ってやみません。