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ロックダウンが続く英国、スーパーマーケットも規制強化

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2021年1月19日
公開日
2021年1月19日
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ほぼ新年と時期を同じくして、2021年1月5日から始まった第3次ロックダウン中のイギリス。とはいえ今回も食料品店や銀行、郵便局など生活に不可欠な業種は営業を続けています。

そこで多くの人々にとって最も利用頻度が高いのはスーパーマーケットですが、最近の感染状況をふまえて来店客への規制を強化するお店が増えてきました。

代表的な例が大手スーパー「テスコ(Tesco)」。そこで当記事では、最近このスーパーマーケット会社が発表した5項目を紹介します。

1)マスク着用。これはすでに法令化されているものの、ごく一部に遵守しない人もいるようです。健康上の理由でマスク装着が無理な場合をのぞき、マスクまたはそれに準じた物で鼻と口を覆うよう徹底。

2)基本的にひとりで来店すること。小さな子供連れや、誰かを介護している人は例外。また政府ガイドラインに従って、なるべく来店回数を控えること。

3)ひとりの客が出たら、別のひとりの客が入る。店内の人数制限を管理するため入店時は出入口で待機し、すでに店内にいた客がひとり出てから新たにひとりが入るというルールで、入口にいる係員の指示に従う。

4)出入口に信号を導入。英国全土にある約4000店舗のうち主要1300店舗以上に、赤と青の信号を設置。これは(3)をさらにシステム化したもので、入口に係員がいなくても信号が青になるまで入店しないように。

5)手の除菌だけでなく、バスケットやトロリーの取っ手も除菌すること。入口や店内各所に設置した除菌ジェルやスプレーなどを活用し、こまめに除菌する。

以上がスーパー「テスコ」から利用客への要請で、ほかの大手チェーンも同様の規制を設けています。詳細は各社によって多少違いますが、入口などに貼られたポスターや掲示板に注意をはらい、係員の指示に従えば大丈夫。

1日も早くコロナ禍が収束するよう、これからも予防を心がけて生活したいと思います!

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