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REX HILLの新しいテイスティングルームがオープン!

東リカ

東リカ

ポルトガル特派員

更新日
2021年2月4日
公開日
2021年2月4日
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地球の歩き方読者の皆様、こんにちは。ポートランド在住の東リカです。

今回は、2021年1月15日にオープンしたばかりの「REX HILLワイナリー」の新しいテイスティングルームについてレポートさせていただきます!

レックスヒルは、1982年創業の老舗ワイナリー。2007年に創業者夫婦が定年退職する際に、地元オレゴンの家族経営ワイナリー「A to Z Wineworks」にブランドをそのまま残す形で売却したそうです。

レックスヒルは、A to Zの高級ブティックブランドという位置づけで、100% ウィラメットバレーのぶどうを使ったピノ・ノワールやシャルドネを年間1万ケース以下という少量生産しています。

リノベーションが完成した新テイスティングルームは、「レックスヒル」のワインに特化したものです。

新テイスティングルームは、元ヘーゼルナッツの加工場をリノベーションしたもの。ヘーゼルナッツをのせて、下から焙煎するトンネルなどユニークな造形が残されています。

現在はパンデミックのため、外のテーブルでのみ飲食が可能ですが、マスクをすれば、内部を見学することもできます。

地階には、ワインを作っている大きな樽や、熟成させるオーク樽が並ぶ部屋などがあり、驚くほど広いです。

パンデミックの規制が解除されれば、オーク樽に囲まれたテーブルでの食事も可能だとか。

テイスティングルーム内は美しく、とても快適で、大きな窓からウィラメットバレーを見渡すことができます。

外のテーブルからは、鷲などの猛禽類が上空を飛び回っている様子も見ることができます。

テイスティングメニュー(Estate Flight $25)は、シャルドネ(2018 Rex Hill Seven Soils Chardonnay)に加えて、ピノ・ノワールが3種類。特に茎も一緒に発酵させ、深みを出したというシェハーレムのピノ・ノワール(2017 Rex Hill Chehalem Mountains Pinot Noir)とワインメイカーが好きな樽のワインをブレンドしたという限定ピノ・ノワール(2017 Rex Hill Reserve Pinot Noir)は、ピノ・ノワールは割と軽やかなイメージだったのですが、こちらは、なめらかで華やかで、本当に絶品でした。

おつまみに出されるローストヘーゼルナッツも驚くほどおいしかったです。

フードもあり、試してみた「カスケイディア・クリーマリーの3種のチーズ盛り合わせ($25)」がおいしいのはもちろん、「グランドセントラルベーカリー」のバゲットもオレゴン黒トリュフがたっぷり入った自家製バター($8)もとってもおいなのです。

ワインはテイスティングメニュー以外でも、グラスで頼めるのですが、ピノ・ノワール、シャルドネ以外で試すなら、伝統方式(méthode champenoise)で作っているスパークリングワインがおすすめです。

現在テイスティングはすべて予約制です。月曜から木曜は、11時からと14時からの2回、金曜から日曜は10:30、13時、15時の3回です。週末は混み合いますので、ウェブサイトから、できるだけ早く予約してくださいね。

・住所: 30835 N HWY 99W, NEWBERG, OREGON 97132

503.538.0666

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