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▲写真提供:Matsumoto Shave Ice
ハワイでシェイブアイスを食べたことはありますか? シェイブアイスといえば、オアフ島ノースショアのマツモト・シェイブアイス。オアフ島を一周するサークルアイランドツアーの途中に必ず立ち寄る小さなハレイワの町の真ん中あたりにあって、店の前にはいつも長い行列ができています。
そのマツモト・シェイブアイスが、今年2021年で70周年を迎えました。1951年2月13日、創業者のマモル・マツモトさんが妻のヘレンさんと一緒にハレイワに雑貨店「M. Matsumoto Store Inc.」をオープン。マモルさんが配達、ヘレンさんが店番をしていました。
グレンさん、ジャニスさん、スタンレーさんの子宝に恵まれ、店を拡張し、同時に暑い日に買い物に来てくれる客へのサービスとして、自家製シロップを使ったシェイブアイスを売り出しました。
▲写真提供:Matsumoto Shave Ice
その後マモルさんとヘレンさんは引退し、末っ子のスタンレーさんが店を継ぎました。スタンレーさんは、妻のノリコさんと一緒に店を切り盛り。そして雑貨屋だった店をシェイブアイスの専門店に築き上げました。店内ではシェイブアイスのほかに、人気のロゴ入りTシャツや野球帽そしてハワイ土産を買うことができます。
▲写真提供:@808gem
自家製シロップは40種類ほどもあり、バニラアイスクリームや小豆を追加することもできます。一番人気のコンビネーションメニューは、いちご(赤色)とレモン(黄色)とパイナップル(青色)の「レインボー」です。
あまりにシロップの数が多くて、どれにしようか迷ってしまいますが、下記の要領で注文してください。
1. スモール(小)かラージを選んでください。
2. 追加アイテム(コンデンスミルク、もち、バニラアイス、小豆、バニラアイス&小豆)を希望する場合は、お知らせください。
3. フレイバーを選んでください。3つまで選べます。またはコンビネーションを選んでください。
ノースショアの風に吹かれながら店先で食べるシェイブアイスは、ハワイ旅行の思い出としていつまでも心に残ります。マツモト・シェイブアイスでは、コロナ禍にあるいなもきちんと社会的距離を取りながら、ローカルの人やアメリカ本土からの観光客が行列を作っています。
ハワイの新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は、先週も引き続き2桁台を保っていました。現在ホノルルは再開に向けての段階的緩和のステージ2ですが、今週中にもステージ3にアップグレードされそうな気配です。だんだんと日本からの旅行客が安全にハワイ旅行を楽しむことができる日も近づいているようです。次回のハワイ旅行の際には、ぜひマツモト・シェイブアイスに立ち寄ってください。
■マツモト・シェイブアイス(Matsumoto Shave Ice)
・電話: (808) 637-4827
・インスタグラム: @matsumotoshaveice