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うれしいことに、ハワイでは連日新型コロナウイルス新規感染者数が減り続けています。ハワイ州保健局の発表によりますと、2021年2月22日の新規感染者数はハワイ州で47名、そのうちホノルル市は27名でした。
規制緩和レベル3に
感染者数の減少が好調なことを受けて、ハワイ州知事が2月23日(火)付で、オアフ島の「新型ウイルスからの再開に向けての段階的緩和」をステージ2からステージ3に引き下げることに承認しました。施行はハワイ時間の2月25日(木)午前0時からとなります。
規制緩和レベル3の内容
規制緩和レベルが2から3に引き下げられることによって、市民の生活もコロナ前の生活に少し近づきます。
そのなかでも、レストランで10名までのグループで食事ができるのはありがたいことです。家族や友人と集まることが好きなホノルル市民はとても喜んでいます。レストランの収容人数も、いままでは最大の50%までしか許されていませんでしたが、これからは100%となります。ただ、1.8mの社会的距離は引き続き適用されますので、混み合ったレストランで食事することはありません。
また、スポーツジムでのグループレッスンも10名までは許可されることになりました。まだ規制が厳しい屋外スポーツについては、ホノルル市長から知事への規制緩和申し入れが予定されているとのことです。
規制緩和レベル4に向けて
2020年9月末から始まった「新型ウイルスからの再開に向けての段階的緩和」は、レベル1が1ヵ月ほど続き、その後レベル2が5ヵ月近く続いていました。レベル1の頃は、レベル3などは永遠に無理なことかと思っていましたが、レベル3が現実となったいま、レベル4も不可能ではないと思えるようになりました。
2月22日のハワイ州保健局の発表によりますと、州民の13.5%そして75歳以上の59%が1回目のワクチンをすでに接種しているとのことです。いまは年齢制限が引き下がり、70歳以上のすべての人が無料でワクチンを接種することができます。
現在29人の週平均感染者数が20人になって陽性率が1%以下になると、「新型ウイルスからの再開に向けての段階的緩和」はレベル4に引き下げられることになります。
まとめ
ハワイの新型コロナウイルス対策は、初期の頃から米国内でも厳しいものでしたが、いまはその効果が顕著にあらわれているようです。ワイキキでは、米国本土からの観光客もよく見かけるようになりました。ホテルやレストランそしてアクティビティ関係の各社もコロナ対策には最善を尽くしています。ワイキキが、日本からの観光客でにぎわう日がくることも、そんなに遠くないような気がしてきました。