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日本でも2021年2月17日から新型コロナウイルスに対する医療従事者のワクチン接種が開始されました。
ブルガリアでも着々とワクチン接種が進んでいます。
EU加盟国であるブルガリアは他EU諸国と足並みをそろえて2020年12月27日からワクチン接種を開始。
約2ヵ月経った現在では
●ワクチン接種累計 26万8544回
●ワクチン2回接種済み累計 4万6712名(※3月5日時点、在ブルガリア日本大使館情報)
という接種状況です。
医療従事者、高齢者、基礎疾患がある人といった優先度は決まっていますが、2月20日にはグリーンコリドーと呼ばれるワクチンの優先度にかかわらず希望者ならば誰でもワクチン接種ができるという施策を開始しました。
このグリーンコリドーの開設当初には多くの人が医療機関を訪れた、かつ予定していたワクチンが届かずワクチンの供給量が予想よりも少なかったため25日付で一旦中止したものの、3月1日からは再開されています。
また3月5日からはワクチン接種のオンライン受付が開始され、希望するワクチンの種類も選べるようになったようです。
ブルガリアでは2月からショッピングモールを開けたり学校の対面授業を一部再開させたりと規制緩和が行われました。
そしてついに3月1日からはレストラン・カフェの通常営業が条件付きで再開。
これには私の周りからも歓喜の声が聞こえてきます。
ワクチン接種や規制緩和が広がり、少しずつ以前の生活に近づいてきたブルガリア。
ただし3月に入ってからは1日あたりの新規感染者が2000名を超える日もあり、ワクチン接種が始まったからといってすぐには定着しないため今後も気をつけて行動していく必要があります。
大規模ロックダウンから約1年。
まだ完全とは言えませんがせっかく規制が緩和されてきたのでこの状況が続くように、気を緩めずより一層気をつけていきたいと思います。