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Suet Mae!(シュマイ!こんにちは!)
ウェールズ自治政府は本日(2021年3月26日)、ウェールズ全域で現在も継続中の外出制限について、3月27日より「ステイ・ローカル(Stay Local)」から「ステイ・ウェールズ(Stay Wales)」への緩和を発表しました。
これにより、自宅から5マイル(約8km)圏内とされていた外出制限がウェールズ国内であれば、自由に移動が可能となります。
▲ 画像提供:ウェールズ自治政府公式ウェブサイト(https://gov.wales/)
マーク・ドレイクフォード首席大臣が3月26日の定例会見で発表した概略は以下の通りです。
□ 3月27日より
・ ウェールズ国内であれば制限なく移動が可能。ただし、イングランドを含むウェールズ国外への必要不可欠な移動は引き続き制限される。
・ 庭を含め、屋外で会うことができる人数を2世帯、最大4名から2世帯、最大6名へ変更。ただし、社会的距離(2m)の確保は引き続き必要。
・ 自炊式の宿泊施設(ホテルやホリデーコテージ、キャンプ場など)の営業再開。
・ 図書館の再開。
・ 学校、大学、保育所の対面学習再開。学校によってはイースター(2021年は4月2日~4日)休暇後に再開を予定。
ドレイクフォード首席大臣は生活必需品以外を販売する小売店の営業再開はイングランドと同じく4月12日で、カフェやレストラン、パブなどは屋外営業に限り、4月22日の再開で検討していることを明らかにしました。
そして、イースター休暇を迎えるにあたり、ウェールズはイングランドや他地域からの訪問者、旅行者を歓迎しないとし、ウェールズ国民に対してもウェールズ内で休暇を過ごすよう理解と協力を求めました。
3月26日にウェールズで確認された新型コロナ新規感染者は190人。
ワクチン接種は順調に進められていますが、感染者数は横ばい傾向です。
それでも、ウェールズではすでにガーデンセンターや美容室、理容室が営業を再開し、少しずつですが日常の光景を取り戻し始めてます。
そして、3月最終日曜日の28日にはサマータイム(夏時間)が始まり、いよいよ本格的な春を迎えます。
次回は皆様にウェールズの春をお届けできそうです。