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香港に到着する飛行機について新型コロナウイルスに関して、一定の基準を超えた場合、香港政府はその飛行機を運航した航空会社に対して14日間の運行停止措置を行ってきましたが、2021年4月14日からその措置をより厳格化させています。
その大きな理由は、イギリス株などの変異株の世界的な拡大です。また、先進国を中心にワクチンの接種が進んではいますが、世界で見ると依然として感染の拡大が続いているからです。
1=これまでは1便当たりの感染者が5人以上出たときに14日間の運航停止でしたが、それを3人以上に引き下げます
2=同一の出発地からの同じ航空会社の便に3人以上の感染者が1週間の間に2回以上あった場合を、2人以上の感染者に同じく引き下げ
3=同じ便に感染者が1人以上で、かつ入境する際に必要書類に不備などといった入境条件に適合しない乗客が1人以上いるとき
4=新ルールとして、変異株N501Yの感染者が1週間以内に5人以上の入境者がいた場合、その国のすべての香港到着便を14日間禁止する
第4波を抑えた香港。中国とは陸続きではありますが、ボーダーがあるので島国と同じような水際対策を取れることが強みです。しっかりと対応することで第5波を防ごうという決意が感じられます。