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新型コロナの影響で昨年11月27日から閉園していたスカンセンが、およそ4ヵ月の時を経て、ついに今月1日から再オープンしました。
閉園に関する記事「野外博物館スカンセン、129年の歴史において初の閉園へ追い込まれる」についてはこちら↓
新型コロナの影響で、現在は来園者を1日当たり5000人に制限しています。再オープン時はイースター期間(4月1日から5日の間)ということもあり、多くの来園者が見込まれ、混雑する可能性がありました。そのため、ウェブ上であらかじめ入園チケットを購入した者(年間パスポート保持者については、0円の入園チケット)のみが入園可能となっていました。なお、この事前チケット購入制度は今月11日まで継続されましたが、それ以降はなくなりました。
ちなみに、密になりやすいBaltic Sea Science Centerなどの屋内施設はすべて休館のままです。屋内のカフェやレストランも閉鎖されたままですが、スカンセンには以前から出店がありますし、飲食物を持ち込んでピクニックしてもいいので、安心して飲食を楽しむことができます。
一方で、スカンセンの向かいにあるアミューズメントパークGröna Lund(グレーナ ルンド)は、1年以上の歳月を経て、4月24日に再オープン予定でした。残念ながら、昨今の新型コロナ感染状況のため、政府によるイベントなどにおける観客制限が延長されたことにともなって再オープンを断念しました。制限が延長された5月17日以降に緩和されることとなれば、再オープンが期待されています。
今後夏に向けて、本来であれば多くの年中行事(ミッドサマーなど)やイベント(Allsång på Skansenなど)がスカンセンで開催されます。これらのイベントが入園者も参加可能となって開催されるのか、注目していきたいです。