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【2021年6月14日時点】タイ・バンコク新型コロナウイルス感染症対策の現状

Taeko

Taeko

タイ特派員

更新日
2021年6月15日
公開日
2021年6月15日
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皆様、サワディーカー。

今日は、2021年6月14日時点でのタイの新型コロナワクチン接種状況、新型コロナウイルス感染症新規感染者数、そして、タイ・バンコクにおける新型コロナウイルス感染症感染対策措置の一部緩和について書きます。

【1】タイにおける新型コロナワクチンの接種状況(2021年2月28日~6月14日)について

タイ王国77県において、約5000万人を目標に、2021年6月7日から本格的に開始されている新型コロナワクチンの接種は、2021年2月28日~6月14日の期間において、651万1184人が接種を終えています。内訳は、1回目の接種を終えた人が476万2063人(そのうち199万1816人が6月7日以降に接種した人)、2回目の接種まで終えた人が174万9121人(そのうち41万8847人が6月7日以降に接種した人)となっています。2回の接種を終えた人は全体の約3.5%。

参考サイト

・ศูนย์ข้อมูล COVID-19: https://www.facebook.com/informationcovid19/

医療従事者やリスクの高い方々以外の一般のタイ人も接種しているようで、知り合いのタイ人数名も接種し、SNSに投稿するようになりました。

【2】タイにおける新型コロナウイルス感染症感染者数

タイにおける新型コロナウイルス感染症感染者数の推移は、以下のウェブサイトで棒グラフで見られますが、過去1ヵ月間は毎日2000人を超える新規感染者数がいまなお報告され続けています。

【3】タイ・バンコクにおける新型コロナウイルス感染症感染対策措置の一部緩和

タイ・バンコクおよび他県において、すでに新型コロナウイルス感染症感染対策措置が講じられていますが(記事「【2021年5月17日~】タイ・バンコク新型コロナウイルス感染症対策措置を一部変更」にて紹介済み)、2021年6月14日より、その規制の一部が緩和されました。

6月14日付の在タイ日本国大使館からのメールを以下に転載しておきます。

件名:「新型コロナウイルスに関するお知らせ(バンコク都告示第32号の発出)」

・6月14日、バンコク都は、施設の閉鎖等の一部を緩和する「バンコク都告示第32号」を発出しました。

・「バンコク都告示第29号」(参照:https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20210517.html)において一部緩和された施設・活動に加え、今回の告示により、以下の施設・活動の再開が認められることとなりました。

・他方、今回緩和された以外の施設や活動は、過去の告示の内容に従って閉鎖が継続されます。

・これらの措置は、6月14日から6月30日まで適用されます。

・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。

1 博物館および類似施設、史跡関連施設

2 ネイル・ショップ、刺青店。但し、顔面周辺への施術は禁ずる。

3 美容医療クリニック

4 健康増進施設(スパ、マッサージ)。但し、マッサージは足部分のみ。

5 公園、植物園等。但し、散歩やジョギング以外の目的での使用は禁ずる。

○告示原文

在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き3密(密閉、密集、密接)の回避・マスクの着用・手洗い等の励行に努め、感染予防に努めてください。なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。

タイにおいて新規感染者数が多い状況が続いていますが、今回も、バンコクにおいて規制緩和がなされました。決して、バンコク都内の感染者数が少なくなったわけではありません。日常生活を送る上での利便性は上がりますが、新型コロナウイルス感染症感染者数は以前として高いままなので、今後も、引き続き常に感染予防に努めていきましょう。

それでは、皆様、サワディーカー。

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