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「イチゴ」と言えば、日本では春の食べ物かと思いますが、ここスウェーデンでは夏の食べ物です。夏至を迎える6月後半から市場に出回り始めたイチゴは、今まさに旬を迎えています。
一般的に、400gから500gで約500円から800円程度で売られています。そして日本でも道路沿いでスイカやリンゴが売られるように、ここスウェーデンではイチゴが売られていたりします。
日本にはさまざまな種類がありますが、ここスウェーデンで目にするのは単なるイチゴのスウェーデン語表記「jordgubbar(ヨードグッバル)」という表示のみで、どの種類なのかは正確にはわかりません。味は甘酸っぱく、時には味があまり感じなかったりと、いつも日本のイチゴを恋しく感じていました。しかしながら今年はひと味違います。例年に比べて実りが早いうえに、赤く甘いようです。
今回購入したのはスウェーデンのゴットランド島産のイチゴです。普段スーパーなどで目にするものよりも小ぶりでしたが、とても甘く今までスウェーデンで食べてきたイチゴの中で、最もおいしいイチゴでした。やっとイチゴらしいイチゴに出合えました。
イチゴのほかにも、スーパーではブルーベリーやラズベリーを買うことができます。そして、夏の楽しみのひとつである、ブルーベリー狩りやラズベリー狩りもスウェーデンでは可能です。また、smultron(スムルトロン)と呼ばれる小さな小さな野イチゴも森で採ることができます。夏は、ベリー好きにはたまらない季節です(ブルベリーについてはこちらの記事を参考にしてください)。
来夏スウェーデンに訪れ、ぜひ旬のベリーを味わってみてください。