• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

ネパールのとうもろこしご飯

春日山 紀子

春日山 紀子

ネパール特派員

更新日
2020年11月26日
公開日
2020年11月26日
AD

粗挽きとうもろこし(マカイ・コ・チャクラमकैको च्याँख्ला)をお米に混ぜて炊く、ネパール版とうもろこしご飯。色もきれいで、きびを混ぜたようになり、味わい深くおいしくなります。

米と混ぜずに粗挽きとうもろこしだけ炊いても美味。

日本でいう「とうもろこしご飯」は、粒をはずし芯も入れてお米と一緒に炊き、塩やバター醤油などでほんのり味付けするのが一般的かと思いますが、ネパールのとうもろこしだと、この方法では美味しく炊けません。

とうもろこしの粒が、日本のと比べかなり固く、普通に炊いただけでは固さに違和感が出るから。

でも、粗く挽いたものだと、炊きあがりの固さも同じ加減になり、とてもおいしいのです。(逆に、日本のとうもろこしでこれをやったら、べチャッとしておいしくないかも)

機会があればお試しください!

ところで昨秋以降、私のオフィスでは、白米ご飯の代わりにとうもろこし100%のご飯を食べることが多いです。

服喪中のヒンドゥ教徒のスタッフがいるのですが、一年間は、神聖な場所(=自宅台所)以外で米のご飯を口にしてはいけないから。でも、米以外であればOKとのことで、とうもろこしご飯にしたり、ロティ(全粒粉で作る未発酵のパンのようなもの)にしたりと、キッチンスタッフには、米以外の主食を模索してもらっています。

ちなみにある日のメニューは、アブラナ炒め、山芋のカレー、トマトとコリアンダーのアチャール、焦がしジンブー入ダルスープでした。

トップへ戻る

TOP