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粗挽きとうもろこし(マカイ・コ・チャクラमकैको च्याँख्ला)をお米に混ぜて炊く、ネパール版とうもろこしご飯。色もきれいで、きびを混ぜたようになり、味わい深くおいしくなります。
米と混ぜずに粗挽きとうもろこしだけ炊いても美味。
日本でいう「とうもろこしご飯」は、粒をはずし芯も入れてお米と一緒に炊き、塩やバター醤油などでほんのり味付けするのが一般的かと思いますが、ネパールのとうもろこしだと、この方法では美味しく炊けません。
とうもろこしの粒が、日本のと比べかなり固く、普通に炊いただけでは固さに違和感が出るから。
でも、粗く挽いたものだと、炊きあがりの固さも同じ加減になり、とてもおいしいのです。(逆に、日本のとうもろこしでこれをやったら、べチャッとしておいしくないかも)
機会があればお試しください!
ところで昨秋以降、私のオフィスでは、白米ご飯の代わりにとうもろこし100%のご飯を食べることが多いです。
服喪中のヒンドゥ教徒のスタッフがいるのですが、一年間は、神聖な場所(=自宅台所)以外で米のご飯を口にしてはいけないから。でも、米以外であればOKとのことで、とうもろこしご飯にしたり、ロティ(全粒粉で作る未発酵のパンのようなもの)にしたりと、キッチンスタッフには、米以外の主食を模索してもらっています。
ちなみにある日のメニューは、アブラナ炒め、山芋のカレー、トマトとコリアンダーのアチャール、焦がしジンブー入ダルスープでした。