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名前の通り花で覆われたプエンテ・デ・ラス・フロレス

田川 敬子

田川 敬子

スペイン特派員

更新日
2021年8月21日
公開日
2021年8月21日
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バレンシア市民の憩いの場トゥリア庭園は全長およそ10㎞。20世紀まで市内を流れていたトゥリア川の跡なのです。そのためいくもの橋が架かっていることが特徴のひとつ。橋の中には、Puente de las Flores(プエンテ・デ・ラス・フロレス)という、名前の通りに花で覆われた橋があります。ちょうどスペインがバブルに沸いていた2002年に完成しました。

©TVCB, Valencia. Todos los derechos reservados. www.visitvalencia.com

多いときは1年に5回も花を植え替え、年間維持費に50万ユーロかかる"世界でもっともコストのかかる橋"と揶揄されていたこともあります。2006年に当時のローマ教皇ベネディクト16世がバレンシアを来訪した際には、バチカンカラーで白と黄色の花が植えられたのですよ。クリスマスの時期はいつもポインセチアだったかと思います。財政難なのか、たま~に枯れた花のままなのはご愛敬。写真映えするスポットでもあるので、アフターコロナにバレンシアにお越しの際はぜひ足をお運びくださいね。

Puente de las Flores地図: https://goo.gl/maps/XzjLYVDgWv63T64AA

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